東京12大学広報連絡協議会

東京12大学広報連絡協議会

東京12大学広報連絡協議会は、私立大学12校が共同で情報を発信するための組織です。この協議会は1964年に設立され、東京に本部を置いています。目的は、加盟大学の学問的実績、校風、入試情報などを広く広報し、受験生やその保護者に情報を提供することです。

組織の背景と設立の経緯

協議会の前身となったのは、私立大学5校（明治大学、法政大学、中央大学、日本大学、専修大学）が結成した「東京・神田5大学広報会議」です。この会議を基に、東京にある他の大学も加わり、最終的に12校が協力する形で広報活動を行うことになりました。その中には青山学院大学や早稲田大学、上智大学など、名門校が揃っています。

加盟大学

東京12大学広報連絡協議会には、以下の12校が加盟しています：

• - 青山学院大学
• - 学習院大学
• - 國學院大學
• - 上智大学
• - 専修大学
• - 中央大学
• - 東海大学
• - 日本大学
• - 法政大学
• - 明治大学
• - 立教大学
• - 早稲田大学

このような多様な大学が参加していることで、受験生にとっても多くの選択肢が提供されています。

主要な活動内容

協議会は、以下の活動を通じて受験生への広報を行っています：
1. 共同広報サイトの運営：参加校の情報や各種イベント、入試に関する情報を一元化して提供しています。これにより、情報掲載が効率的になります。
2. 進学相談会「東京12大学フェア」の開催：東京、名古屋、大阪、札幌、仙台、広島、福岡の7都市で毎年開催される進学相談会では、学生や保護者が直接大学の情報を得ることができます。このイベントは、各校が一堂に会するため、受験生にとって非常に有意義な場となっています。
- 特に大阪での開催は注目されており、初回は昭和62年に行われ、大盛況を博しました。以降、関西の私大にとっても重要な刺激を与えるイベントとなっています。

入会条件と加盟の意義

新しい大学が加盟する際には、「旧制の大学」や「総合性のある大学」に加え、「広報担当者の熱意」が求められます。これにより、各大学の特色や教育内容を効果的に伝えることが可能になります。

協議会の意義

東京12大学広報連絡協議会は、私立大学を志望する生徒に対して、正確で信頼性の高い情報を提供することを目指しています。加盟校の教育内容や校風、入試情報について広く社会へアピールすることで、受験生はより良い選択を行えるようになります。

2020年には、新たに学習院大学が参加し、協議会の活動はますます充実しています。これらの取り組みを通じて、東京12大学広報連絡協議会は、私立大学間での連携を強化し、より多くの受験生に情報を届ける重要な役割を果たしています。

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