東北医科薬科大学若林病院

東北医科薬科大学若林病院について

東北医科薬科大学若林病院（とうほくいかやっかだいがくわかばやしびょういん）は、仙台市若林区に位置し、学校法人東北医科薬科大学が運営する大学附属の病院です。1979年に設立され、以来地域医療に貢献してきた歴史を持つ医療機関です。

歴史の概要

若林病院は1979年12月3日、日本電信電話公社が設立した職域病院「東北逓信病院」として開院しました。開院当初はNTTグループの社員に限定されていましたが、1980年8月には一般にも開放され、地域の人々に医療サービスを提供するようになりました。これに伴い、病院は医療保険の対象を拡大し、より多くの患者を受け入れる準備を整えました。

その後、1985年4月には「NTT東北逓信病院」に改称され、さらに1999年7月には「NTT東日本東北病院」と名称が変更されました。2016年4月1日には、東北医科薬科大学に事業が譲渡され、新たに医療教育と研究を行う基盤として「東北医科薬科大学若林病院」として再スタートを切りました。この年、診療科目は18科目、病床数は199床を維持し、医師や看護師の雇用も希望者に継続されることが確認されています。

診療科目

若林病院では、さまざまな診療科が設置されており、以下の科が利用できます：

• - 内科
• - 小児科
• - 外科
• - 整形外科
• - 産婦人科
• - 眼科
• - 耳鼻咽喉科
• - 皮膚科
• - 泌尿器科
• - メンタルヘルス科
• - 麻酔科
• - 歯科
• - 口腔外科
• - 臨床検査科

これにより、患者は幅広い医療サービスを受けることができ、安全かつ質の高い医療を提供しています。

外来診療とアクセス

若林病院の外来受付は、土日祝日および年末年始を除いて以下の時間帯に行われています。

• - 午前：8時15分から11時00分
• - 午後：13時00分から16時00分

診察時間も同様に、土日祝日を除いて設定され、以下のようになります。

• - 午前：8時30分から12時00分
• - 午後：13時00分から17時00分

アクセス方法については、仙台駅の西口バスプールから市営バスを利用することができ、複数の路線が病院近くまで運行しています。また、地下鉄東西線の薬師堂駅からはシャトルバスも運行されており、患者にとって便利な交通手段が確保されています。

まとめ

東北医科薬科大学若林病院は、その歴史とともに地域住民に寄り添った医療を提供することを目指しており、今後も医療の質の向上に努めていく姿勢が見受けられます。医療教育機関としても多くの専門家を輩出し、地域全体の健康づくりに貢献し続けています。

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