東山山麓広域農道

東山山麓広域農道（東山山麓線）について

東山山麓広域農道、通称「東山山麓線」は、長野県松本市と塩尻市を繋ぐ、全長10.6kmの広域農道です。この道路は、全線が「アルプス展望しののめの道」の一部として指定されており、その名の通り、北アルプスの壮大な景色を眺めながらドライブを楽しむことができます。また、この道は、古くから存在した「東山道」の一部と重複しているという説も存在します。

道路の特徴

東山山麓広域農道は、標高の高い場所に位置しているため、見晴らしが良いのが特徴です。特に、場所によっては北アルプスを一望できる絶景スポットとして知られています。松本市から塩尻市南部への抜け道として、国道19号のバイパス的な役割も担っています。

起点と終点

起点: 長野県松本市中山、中山小学校交差点（長野県道63号松本塩尻線重複開始、長野県道287号町村白川村井停車場線交点）
終点: 長野県塩尻市長畝、長畝交差点（国道20号塩尻バイパス交点）

道路は全線2車線で、長野県道63号松本塩尻線、松本市道、塩尻市道として指定されています。

沿線の風景

起点の中山小学校交差点からスタートすると、まずは田園風景の中を道が続きます。しばらく進むと、西側には中山台団地や松原団地、まつもと医療センター中信松本病院、寿台養護学校など、比較的まとまった市街地が見えてきます。その後は再び田畑の中を進むルートとなります。

松本市と塩尻市の境目付近では、平地から槍ヶ岳を望むことができる貴重な場所があります。塩尻市に入ると、長野県総合教育センターや長野県林業総合センターなどの施設が目に入ります。林業総合センター内には長野県知事室分室があり、生涯学習センターでは森林体験学習が可能です。

その後も田畑や一部森林の中を進み、今泉南テクノヒルズの入口に到達します。このテクノヒルズは塩尻インター林間工業団地と接続しており、東山山麓広域農道沿線では数少ない開発地域となっています。塩尻インター林間工業団地を過ぎると、長野県畜産試験場があります。塩尻インターチェンジの東側を走行すると、国道20号との交差点で道路は終点となります。

沿線の施設

中山小学校
中山台団地
松原団地
まつもと医療センター中信松本病院
寿台養護学校
長野県総合教育センター
長野県林業総合センター（長野県知事室分室、生涯学習センター）
今泉南テクノヒルズ
塩尻インター林間工業団地
長野県畜産試験場

関連情報

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まとめ

東山山麓広域農道は、美しい景観と利便性を兼ね備えた道路です。ドライブやツーリングで訪れるだけでなく、沿線の施設を利用する際にも便利なルートです。北アルプスの絶景を楽しみながら、快適なドライブを体験してみてはいかがでしょうか。

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