東山玲士

東山 玲士選手のプロフィールと経歴

東山 玲士（ひがしやま れいじ、2000年5月5日生まれ）は、香川県坂出市出身の新進気鋭の野球選手で、現在は投手として活動しています。右投右打のスタイルを持つ彼は、将来のプロ選手として期待されています。

幼少期と野球との出会い

幼少期、東山選手はテレビで阪神タイガースの試合を観戦する中で野球に強い関心を持ちます。特に選手の金本知憲の姿に憧れ、5歳の時に親からグラブとボールをプレゼントされます。その後、小学校に入学する前から、一日中壁にボールを投げる日々を送った結果、野球経験は早くから始まりました。

学校での成長

地元の坂出市立川津小学校では「川津野球スポーツ少年団」に加入し、本格的に野球をスタート。ポジションは投手と捕手を兼任しました。中学校では軟式野球部に所属し投手に専念し、3年生の春には県大会で準優勝を果たします。しかし、四国大会では1回戦での敗退を経験しました。

高校進学後は、丸亀高校で投手や三塁手、外野手としてプレー。1年生の夏には背番号18でベンチ入りし、2年生の夏には背番号9で主戦投手として香川大会のベスト4進出に貢献しました。秋には背番号1を着用しますが、3年生では右肩の負傷もあり、期待に応えられず、結局甲子園出場経験はありませんでした。

大学時代とプロ入り

その後、同志社大学に進学し、2年生の秋にリーグ戦にデビュー。3年生からは主戦投手として活躍し、特に3年秋のリーグ戦では防御率0.74を記録し、ベストナインにも選出されました。関西学生リーグでは通算39試合に登板し、4勝8敗、防御率2.04という成績を収めました。

大学卒業後はENEOSに入社し、1年目には日本選手権で2試合に登板。そして2年目には都市対抗野球に出演。加えて、2024年10月24日のドラフト会議ではオリックス・バファローズから5位指名を受けました。これは彼のプロキャリアの新たなスタートを意味します。

投手としてのスタイル

東山選手の最大の特徴は、真上から投げ下ろすストレートです。このストレートは回転軸が横に寝ることがなく、真縦の回転で多くのスピン量を持っています。最速151km/hを計測しており、彼の特徴的な武器として非常に効果的です。併せて、三振を奪える決め球であるチェンジアップも持ち味となっており、これに加えてカーブ、スライダー、カットボールといった変化球を器用に使い分けることで、打者を翻弄します。

今後の活躍が期待される東山玲士選手。彼の成長を見守りながら、プロでの活躍を期待したいところです。

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