東峰村立東峰学園

東峰村立東峰学園について

東峰村立東峰学園は、福岡県朝倉郡に位置する公立の小中一貫校です。この学園は、東峰村立東峰小学校と東峰村立東峰中学校の2つの教育機関から構成され、地域の教育に対する新しい取り組みを象徴しています。

設立の背景

少子化の進行により、東峰村でも子どもの数が減少する中、村の教育環境を改善するために、平成18年に「東峰村保小中一貫教育審議会」が設置されました。この審議会は、0歳から15歳までの子どもたちを対象とした新たな教育制度を模索し、さらには中1ギャップの解消という課題にも取り組むことを目的としていました。

その後、平成21年5月に村長が計画を承認し、平成23年4月に正式に開校されることとなりました。この一貫校は、学習の連続性を持ち、円滑な教育システムを提供することを目指しています。

沿革の詳細

• - 1985年

- 宝珠山村立宝珠山中学校と小石原村立小石原中学校が統合され、閉校。
- 統合の結果、新たに宝珠山小石原中学校組合立東峰中学校が設立される。

• - 2005年

- 宝珠山村と小石原村が合併し、東峰村が誕生。これにより、東峰中学校は組合立から村立へと転換され、「東峰村立東峰中学校」と改名される。

• - 2009年

- 初回の東峰村小中一貫教育校開設準備委員会が開催される。

• - 2010年

- 東峰中学校の校舎増改築がスタート。

• - 2011年

- 2月に新しい校舎が完成。
- 3月には、宝珠山小学校および小石原小学校で閉校式が行われ、3月24日に両校が正式に閉校。
- そして4月1日、「東峰村立東峰小学校」が設立され、同日、これに基づいて東峰学園が開校される。

校区とアクセス

東峰村立東峰学園の校区は、東峰村全域をカバーしており、地域に根ざした教育活動が行われています。アクセス手段としては、西鉄バスの久留米杷木小石線「宝珠焼前」バス停から徒歩約5分、またJR日田彦山線のBRT大行司駅からも徒歩で約12分となっており、交通の便も良好です。

災害とその影響

2017年7月には、九州北部豪雨が発生し、東峰村に大きな被害をもたらしました。この際、学校の児童、生徒、職員は学園に2泊するという事態も起きました。こうした経験を通じて、地域の絆がさらに深まったといえるでしょう。

関連情報

東峰村立東峰学園の詳細については、公式ウェブサイトを参照することができます。また、福岡県内の小学校や中学校に関する情報も合わせて調べることができるため、関心のある方はぜひ確認してみると良いでしょう。

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