東広島市立郷田小学校

東広島市立郷田小学校の紹介

東広島市立郷田小学校は、広島県東広島市の西条町郷曽に位置する市立の小学校です。この学校は、地域社会との強いつながりを持ちながら、学び舎の役割を果たしています。特に、清流の小田山川が流れる校区では、毎年夏にホタルが舞い、自然豊かな環境が生徒たちの心を豊かにしています。

学校の特色

郷田小学校の特徴の一つに、金管楽器や打楽器が地域から寄贈されており、毎年第6学年の全児童が「金管バンド」に参加している点が挙げられます。このプログラムでは、地域の行事や学習発表会での演奏を通じて、音楽の楽しさやチームワークを学びます。また、学校には「ふるさとをむねに」というオリジナル曲があり、この曲には里山の美しい景観や地域の人々の温かさを歌い継ぐ願いが込められています。校歌とともに、地元の伝統を尊重しながら教育が進められています。

沿革

この学校の歴史は1873年に遡ります。当初は郷曽地区に維新館、田口地区には伝習所が設立され、その後名称の変更を繰り返しながら発展してきました。1906年には2つの尋常小学校が統合され、郷曽尋常高等小学校となりました。1947年には郷田村立郷田小学校と改称し、1955年に西条町立郷田小学校、1974年には東広島市立郷田小学校となりました。近年では1980年に西側校舎、1984年に東側校舎、1988年には体育館が新設され、2001年には新しいプールの完成とともに「ふるさとをむねに」が誕生しました。

学校行事

郷田小学校では、年間を通じて多様な行事が催されております。4月には入学式や遠足が行われ、5月には6年生の修学旅行や運動会が行われます。8月には平和学習、9月には野外活動、11月には学習発表会、12月にはマラソン大会や金管バンド引き継ぎ式、そして3月には卒業式が開催され、子どもたちが成長する大切な瞬間を迎えます。

通学区域と進学先

この学校の通学区域は広範囲にわたります。具体的には、鏡山一丁目の一部や二丁目三丁目の一部、西条町下見、田口、郷曽等が含まれています。卒業後は、東広島市立向陽中学校へ進学することが一般的です。

周辺環境

郷田小学校の周辺には中の峠隧道があり、地域の歴史や風景を感じることができる自然豊かな環境です。このような立地は、生徒たちにとって豊かな教育の場を提供しています。

まとめ

東広島市立郷田小学校は、地域密着型の教育を大切にし、音楽や伝統行事を通して豊かな人間性を育んでいます。今後も地域との連携を強化しながら、未来の世代を担う子どもたちの成長を見守り続けていくでしょう。

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