東方神起 Bigeastation

『Bigeastation』の概要

『Bigeastation』（とうほうしんき・ビギステーション）は、日本のボーカルグループ・東方神起が出演するラジオ番組で、JFN系列の21局で放送されていました。この番組は2007年4月1日から2009年12月までの約2年9か月間にわたり、合計144回の放送が行われました。この期間、毎週約30分のエピソードが届けられ、東方神起にとっては初の冠番組として特に重要な意味を持っていました。

番組名の『Bigeastation』は、東方神起の日本ファンクラブ「Bigeast」と「駅（station）」を組み合わせた造語です。このユニークなタイトルが示すように、東方神起はリスナーにとっての「駅」となり、彼らに新しい情報を提供する存在となっていました。

出演メンバー

この番組には、東方神起のメンバーが出演しており、ユンホ（ユノ）、チャンミン（マックス）、ジェジュン（ヒーロー）、ユチョン（ミッキー）、ジュンス（シア）の5名が参加しました。メンバーの中から3人が交代で出演し、1人がDJを務めるスタイルで進行されていました。このような形式は、リスナーに親しみやすさを提供し、出演メンバーの個々の魅力を引き出すことを目指していました。

番組の形式とコーナー

番組は、「とー、とー、とー、とー、とーーほーしんき、ビギステーション!!」というメンバー全員によるコーラスで開始され、楽しい雰囲気が漂いました。主なコーナーには、以下のような内容がありました：

• - 東方見聞録：メンバーがそれぞれの好きな音楽や趣味を紹介するセクションです。
• - 韓国語でなんてユノ？：リスナーからの「これって韓国語で何と言うの？」という質問にメンバーが答えるコーナー。韓国語への理解を深める手助けをしました。
• - 東方心理：リスナーから集めた心理テストにメンバーが挑戦するコーナー。
• - 答えてほし～の!!：リスナーからの質問にメンバーが回答する形式で、親密感を醸成しました。
• - 恋愛 シチュエーション -Lovin' You-：短いラジオドラマを募集し、メンバーがさまざまな恋愛シチュエーションを演じるコーナーも設けられ、特に女性役もメンバーが担当することで多様性がありました。

特徴と活動

番組では、メンバーがしばしば「ティー、オー、エイチ、オー」と叫ぶシーンがあり、これはグループ名をローマ字で表記した本来の意味から来ています。また、番組内で流される音楽として、毎回3曲が選ばれ、これもリスナーから人気を集めました。さらに、放送を通じて聴取者が参加できるイベントやキャンペーンも行われ、視聴者との交流を図っていました。

公式ウェブサイトでは、過去の放送内容を聴くこともでき、リスナーがいつでも楽しむことができるように配慮されていました。

番組は2009年12月に最終回を迎え、ユチョンの「ビギステーションは心にある駅」という言葉や、ジェジュンの「ほんと幸せでした…また、どこかでお逢いしましょう」というメッセージで締めくくられました。このように、温かい記憶がリスナーの心に刻まれる形となり、番組の終了は悲しみと共に感謝の念をもたらしました。

企画とグッズ

特別企画として、「癒し3部作」と題したグッズの販売も行われ、メンバー自身がアイデアを出し合ったデザインの製品がいくつか発売されました。具体的には、1周年記念グッズの「お風呂グッズセット」や、2周年記念の「アロマキャンドルセット」などがあり、ファンにとって特別な思い出の品となっています。

『Bigeastation』は東方神起がリスナーとのつながりを強め、音楽や言葉を通じて多くの楽しさを提供した番組として、今でも多くのファンに愛され続けています。

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