東旭ケ丘町

東旭ケ丘町（ひがしあさひがおかちょう）とは

東旭ケ丘町は、かつて千葉県千葉市に存在した町名です。1958年（昭和33年）に誕生しましたが、1970年（昭和45年）には消滅した、短い歴史を持つ町でした。

歴史

東旭ケ丘町の歴史は、千葉市への周辺町村の編入から始まります。

1937年（昭和12年）：都賀村と都村が千葉市に編入されました。この編入が、後の東旭ケ丘町誕生の土台となります。
1958年（昭和33年）：原町、高品町、貝塚町のそれぞれ一部が編入され、東旭ケ丘町が誕生しました。この時、複数の町の一部が組み合わさって新たな町が形成されたことがわかります。
1968年（昭和43年）：東旭ケ丘町の一部が貝塚町に編入されました。誕生から10年後には、早くも町域の変更が行われています。
1969年（昭和44年）：東旭ケ丘町の一部が、原町、高品町、貝塚町の一部とともに、住居表示が実施され「都賀」となりました。この住居表示の実施により、東旭ケ丘町の一部は、新たな町名の一部として再編されることになります。
1970年（昭和45年）：東旭ケ丘町の残りの部分が貝塚町に編入され、東旭ケ丘町は完全に消滅しました。わずか12年という短い期間で、その歴史に幕を閉じたことになります。

東旭ケ丘町の消滅

東旭ケ丘町は、誕生からわずか12年で消滅した、非常に短命な町でした。これは、周辺の町の編入や住居表示の実施によるもので、町の変遷を物語る上で重要な事例と言えるでしょう。短い期間ではありましたが、東旭ケ丘町は千葉市の歴史の一部として、その名前を記録にとどめています。

参考資料

「角川日本地名大辞典」角川書店

この辞典には、東旭ケ丘町の詳細な情報が掲載されており、歴史的な背景や変遷を知る上で貴重な資料となります。

もう一度検索