東江雄斗

東江 雄斗のプロフィール

東江雄斗（あがりえ ゆうと）は、1993年7月6日に沖縄県浦添市で生まれ、現在は日本ハンドボールリーグのジークスター東京に所属するハンドボール選手です。彼のスポーツキャリアは、家庭環境が大きな影響を与えています。父親は元実業団ハンドボール選手、母親も国体に出場した体育大学出身のハンドボール選手です。兄も琉球コラソンの選手として活躍していることで、ハンドボールは家族にとって特別な存在となっています。

経歴

学生時代

中学生の頃、浦添市立神森中学校に通っていた東江は、2008年に沖縄県選抜として第17回JOCジュニアオリンピックカップで優勝し、その際に最優秀選手に選ばれました。卒業後は、興南高等学校に進学し、2010年の全国高等学校ハンドボール選抜大会では有望選手に選ばれ、若いころから注目を集めます。2011年には、自らエースとして県高校総体での7年連続優勝に寄与したものの、全国大会の準々決勝で敗れましたが、同大会では優秀選手賞を受賞しました。

高校卒業後、早稲田大学に進学。大学では数多くの大会で優れた成績を残し、特に2015年には第28回ユニバーシアード競技大会の日本代表に選ばれました。2016年12月29日には日本代表に初選出され、彼のスポーツ人生に新たな一歩を踏み出しました。

実業団入り

東江は、2016年に日本ハンドボールリーグの大同特殊鋼に加入。デビューシーズンから結果を出し、特に2016-17年は得点王（120点）や最優秀選手賞、ベストセブン賞を受賞するなど、実力を証明しました。また、同年には世界選手権の日本代表にも選ばれ、国際舞台でもその才能を発揮しました。2017年には第7回社会人選手権でMVPを受賞し、4年ぶりの優勝に貢献しました。

2018-19年シーズンからは副主将としてチームを牽引。特に2018年の第8回社会人選手権ではベストセブンに選ばれ、新たな役割をしっかりと果たしました。2021年4月30日には大同特殊鋼から退団を発表し、今後のキャリアに期待が寄せられています。

プレースタイルと目標

東江のプレースタイルは、攻撃力とスピードが特長で、試合の流れを変えるプレーを多く見せます。彼が目標とする選手は、白元喆選手とイヴァノ・バリッチ選手であり、そのスタイルや技術を研究し、自身の成長に繋げています。これまでに受けた数々のタイトルや表彰は、彼が目指す理想の選手像への着実な一歩となっています。

詳細情報

年度別成績

JHLプレーオフの成績を含む年度別成績は非常に印象的です。2016年にはフィールドゴール初得点を記録し、2019年には通算400得点を達成するなど、キャリアを通じて着実に記録を更新してきました。

タイトルと表彰

• - 日本ハンドボールリーグ：最優秀選手賞（2016年）、得点王（2016年）、ベストセブン賞（2016年・2017年）
• - 社会人選手権：MVP（2017年）、ベストセブン（2018年）

結論

ハンドボール界において、東江雄斗選手はその才能と実績から注目されており、今後の活躍にも期待が寄せられています。彼のキャリアや歩みは、若い選手たちにとっても大いに刺激となることでしょう。

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