松原志歩

松原 志歩（まつばら しほ）

松原志歩は、1997年7月7日生まれで、大阪府高石市出身の女子サッカー選手です。ディフェンダーとして、デンマークのフォルトゥナ・イエリングでプレーしています。彼女の妹もサッカー選手であり、松原優菜として知られています。また、彼女はセレッソ大阪堺レディースの創設メンバーとしても活躍していました。

来歴

ユース時代

松原は小学校3年生の頃に兄の影響を受けてサッカーを始め、Erba FCで男子と共にプレーしていました。中学に進むとサッカーセレクションに成功し、セレッソ大阪レディースU-15の初代メンバーとなります。この頃は主にフォワードとして試合に出場し、才能を発揮しました。

シニアキャリア

2016年に高校を卒業すると、松原は武庫川女子大学短期大学部に進学します。同年、クラブとアマチュア契約を結び、ここから本格的なプロ選手としての道を歩み始めました。大学卒業後は、セレッソ大阪サッカースクールのコーチとしても活動し、同時にアマチュア選手としても試合に出場していました。

松原は2018年に、なでしこリーグでの通算試合数が100試合を超えた実績を残します。2019年にはアルビレックス新潟レディースへ期限付き移籍し、2020年にはその期限を1年間延長しました。その後、2021年にサンフレッチェ広島レジーナに完全移籍します。

2023年には、さらなる挑戦を求めてサンフレッチェ広島レジーナを退団し、同年8月にはデンマークのフォルトゥナ・イエリングへの入団が発表されました。

代表活動

松原は若い頃から日本代表チームにも選ばれています。2013年にはU-16日本女子代表に選出され、AFC U-16女子選手権に出場し、チームの優勝に貢献しました。2014年にはU-17日本女子代表としてFIFA U-17女子ワールドカップに参加し、グループステージで2得点を記録、決勝トーナメントでは全試合フル出場し、初優勝に寄与しました。

2016年にはU-20日本女子代表に選ばれ、FIFA U-20女子ワールドカップで銅メダルを獲得。2020年12月には、なでしこチャレンジトレーニングキャンプのメンバーとして選ばれました。

所属クラブ

• - 2013年 - 2020年: セレッソ大阪堺レディース
• - 2019年 - 2020年: アルビレックス新潟レディース（期限付き移籍）
• - 2021年 - 2023年: サンフレッチェ広島レジーナ
• - 2023年 - 現在: フォルトゥナ・イエリング

個人成績

日本女子サッカーリーグ

• - 初出場: 2013年4月7日 チャレンジリーグ第1節 スフィーダ世田谷FC戦
• - 初得点: 2013年5月12日 チャレンジリーグ第6節 愛媛FCレディース戦

WEリーグ

• - 初出場: 2021年9月12日 第1節 ちふれASエルフェン埼玉戦

主なタイトル

クラブ

• - セレッソ大阪堺レディース

- プレナスチャレンジリーグWEST: 1回 (2015)
- なでしこリーグカップ2部: 1回 (2017年)

代表

• - U-16日本女子代表

- AFC U-16女子選手権: 1回 (2013)

• - U-17日本女子代表

- FIFA U-17女子ワールドカップ: 1回 (2014)

• - U-19日本女子代表

- AFC U-19女子選手権: 1回 (2015)

松原志歩は、日本の女子サッカー界において、将来的にも多くの期待が寄せられる選手であり、その活躍が楽しみです。

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