松岡拳紀介

松岡拳紀介（まつおか けんのすけ）は、2000年12月8日生まれ、東京都出身のタレント、俳優、そして歌手です。かつてはボーイズグループBMKの中心メンバーとして活躍していました。フォーチュンエンターテイメントに所属し、2014年にBOYS AND MENトウキョウの結成メンバーとして芸能界のキャリアをスタートさせました。身長172cm、血液型はA型、愛称は「けんぱ」として親しまれています。

略歴

松岡は、BOYS AND MENトウキョウからBOYS AND MEN研究生トウキョウ、BOYS AND MEN研究生を経て、BMKへとグループの変遷を経験しました。これはグループの改名や再編によるもので、松岡自身の移籍や異動はありませんでした。BMKでは中心メンバーとして、グループを牽引しました。

名前の由来は、両親の「自分の拳で生きていくんだぞ」という願いと、両親の名前にある「紀」の文字から取られています。幼稚園から小学校時代を栃木県足利市で過ごし、幼少期からサッカーと空手に打ち込み、空手では黒帯を取得するほどの腕前でした。人前で歌ったり踊ったりすることが好きで、パフォーマンスチームへの参加を夢見ていましたが、家庭の事情で実現しませんでした。しかし、特撮作品『仮面ライダー鎧武/ガイム』に出演していた小林豊の影響でBOYS AND MENを知り、「東京版BOYS AND MENオーディション」に応募。中学2年生の時にフォーチュンエンターテイメントに入所し、BOYS AND MENトウキョウの結成メンバーとなりました。

2015年2月には、BOYS AND MENの日本ガイシホールでの1万人ライブでステージデビューを果たしました。同年夏以降、BOYS AND MENトウキョウとしての活動が少なくなると、2016年にはBOYS AND MEN研究生トウキョウに改名し、BOYS AND MEN研究生に合流。5月には舞台『ホワイト☆タイツ』で舞台デビュー、6月には4thシングル『Power Of Dream』でCDデビューを果たしました。夏季に行われた『BOYS AND MEN 研究生人気投票』では5位にランクインし、6thシングル『ドドンコ Don't worry』の選抜メンバーに選ばれました。グループ内では、明るく元気なキャラクターから、「元気担当」として親しまれました。

2017年3月、祭nine.の結成に伴いBOYS AND MEN研究生トウキョウは実質的に解散。祭nine.に選ばれなかった松岡は、BOYS AND MEN研究生に残留し、活動を続けました。12月にはグループのビジュアルイメージが一新され、メンバーカラーが赤に設定され、グループのセンターとして活動しました。2019年3月に高校を卒業。同年夏には、ドラマ『名古屋行き最終列車2019〜夏〜内海で愛を叫ぼう』で主演を務めました。2021年には、BOYS AND MEN研究生がBMKとなり、2022年にメジャーデビューを果たし、引き続きグループのセンターを務めました。

俳優としての活動も積極的に行っており、2018年には秦建日子の舞台『らん』、2020年にはドラマ『マイラブ・マイベイカー』などに出演。2024年には、舞台『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』の山田二郎役、『ROCK MUSICAL BLEACH-Arrancar the Beginning-』の日番谷冬獅郎役と、2.5次元ミュージカルにも挑戦しました。BMKは2025年1月31日に解散し、松岡は出演舞台『ROCK MUSICAL BLEACH-Arrancar the Final-』の最終公演日である3月9日をもってフォーチュンエンターテイメントを退所することを発表しました。

主な出演作品

テレビドラマ
名古屋行き最終列車2019〜夏〜内海で愛を叫ぼう（主演）
マイラブ・マイベイカー
ほぼ日の怪談。 「残された想い」
舞台
ホワイト☆タイツ
らん
ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-
ROCK MUSICAL BLEACH
映画
* 東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -決戦-


松岡拳紀介は、その多才な才能と努力で、今後ますます活躍の場を広げていくことが期待される人物です。

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