松嶋桃

松嶋 桃 (まつしま もも)

松嶋桃は愛知県名古屋市出身の女性プロ雀士であり、YouTuberとしても知られています。彼女は1984年9月16日に生まれ、学業と並行して東大に通いながらも、麻雀の分野で頭角を現しました。日本プロ麻雀協会に所属し、Mリーグの公式実況も担当している彼女は、その独自のプレースタイルで多くのファンを魅了しています。

学歴とキャリアのスタート

松嶋は、南山中学校および南山高等学校を卒業後、2007年に京都大学法学部を卒業し、2010年には同志社大学法科大学院を修了しました。その後、彼女は日本プロ麻雀協会の第9期後期プロテストに挑戦し、トップの成績で合格を果たしました。この頃から、彼女は「京大式小型肉食獣」や「エキサイティング麻雀」といった愛称で親しまれるようになりました。

プロ雀士としての実績

松嶋の麻雀界での高い評価は戦績にも表れています。2023年の「麻雀最強戦」では最強＆インフルエンサー決戦で優勝を果たし、第6期および第7期の夕刊フジ杯団体戦でも優勝しました。さらに、鏡花水月杯でもその実力を証明しました。彼女はその可愛らしいルックスとは裏腹に、攻撃的かつ大胆な麻雀スタイルを持ち、数々の麻雀大会で活躍しています。

メディアでの活動

松嶋はメディアにおいても多彩な活躍を見せています。2016年には『パネルクイズ アタック25』で優勝し、クイズ番組においてもその頭脳明晰さを発揮しました。また、さまざまなテレビ番組にゲスト出演し、麻雀特集やクイズ番組での活躍が目立ちます。特に2020年8月には「東大王」にも出演し、その魅力を視聴者にアピールしました。

さらに、ウェブテレビでも活動を広げ、2018年からAbemaTVでMリーグの実況を担当しており、ファンとの距離を縮めています。彼女はまた、クイズ作家のYouTubeチャンネル「カプリティオチャンネル」にもレギュラー出演を果たし、自身のクイズ作問能力もアピールしています。

出版物

松嶋は自身の経験を基に、著書『京大卒雀士『戦わない』受験勉強法』を2017年に出版しました。これによって、受験生や若い麻雀ファンに向けて、勉強と麻雀が両立できる方法を提案しています。

まとめ

松嶋桃は単なる雀士にとどまらず、幅広い活躍を見せるマルチタレントとして多くの支持を集めています。彼女の麻雀に対する情熱と才能は、今後ますます注目を集めることでしょう。その攻撃的なスタイルや知識を生かした活動は、ファンの期待を超えて新たな展開を見せるかもしれません。

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