松木玖生

松木 玖生（まつき くりゅう）

松木玖生は、2003年4月30日生まれ、北海道室蘭市出身のプロサッカー選手です。現在はトルコのスュペル・リグに加盟するギョズテペSKに所属し、主に攻撃的ミッドフィールダーとしてプレーしています。

経歴

プロ入り前

松木は、自らもサッカーを愛する環境で育ちました。兄の影響で、地元の室蘭大沢FCに6歳で入団し、サッカーに本格的に触れるようになります。特に、基礎体力を鍛える走りのメニューが多かったこのクラブで、最後まで諦めない精神を涵養しました。松木は小学2年生時に初めてゴールキーパーとして試合に出場し、3年生からはフィールドプレイヤーに転向します。

その後、中学校では青森山田中学校に進学し、2年生の時に全国中学校サッカー大会での優勝を経験。3年生には高校生と共に大会に出場しました。2019年に青森山田高等学校に進学し、全国高等学校サッカー選手権大会でその名を広めるきっかけを得ます。

さらに、2021年の初めにはフランスの名門オリンピック・リヨンの練習にも参加し、海外クラブからも注目を集める存在となります。松木は国内のビッグクラブでのキャリアを選び、2021年10月にFC東京に加入しました。

FC東京での活躍

FC東京に加入した2022年シーズン、松木は開幕戦で先発デビューを果たし、高体連出身選手として初の快挙を成し遂げます。5月にはプロ入り初ゴールを記録し、クラブの主力選手へと成長していきます。2024年シーズンには、年長のチームメイトである森重真人や小泉慶と共に、チームキャプテンに就任しました。

代表歴

2022年にはU-21日本代表に選出され、ドバイ杯U-23に参加。2023年にはAFC年間最優秀ユース選手賞を受賞するなど、その才能を証明しました。ただし、パリ五輪メンバーには選出されなかったという課題もあります。

プレースタイル

松木玖生は、攻撃的ミッドフィールダーとして、特にフィジカルの強さを活かしたプレーが特徴です。守備的ミッドフィールダーやフォワード、さらには左サイドバックの経験も持っており、多様なポジションでの活躍が期待されます。

プライベート

2023年9月22日、松木は一般女性と入籍しました。彼は自身の公式サイトで、これからは妻やチーム、ファンに対してより強い責任感を持ってプレーしていくことを誓っています。

所属クラブ

• - 室蘭大沢FC
• - 青森山田中学校
• - 青森山田高校
• - FC東京（2022年 - 現在）

個人成績

• - Jリーグ初出場: 2022年2月18日 川崎フロンターレ戦
• - Jリーグ初得点: 2022年5月3日 アビスパ福岡戦

タイトル

クラブ

• - 全国中学校サッカー大会: 1回（2017年、青森山田中学校）
• - 高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグEAST: 2回（青森山田高校、2019年、2021年）
• - 全国高等学校サッカー選手権大会: 1回（2022年、青森山田高校）

代表

• - U-21日本代表: ドバイカップU-23（2022年）
• - U-23日本代表: AFC U23アジアカップ（2024年）

個人

• - AFC年間最優秀ユース選手賞: 2023年

松木玖生の成長と今後の活躍に注目が集まります。

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