松本市はかり資料館

松本市はかり資料館

松本市はかり資料館は、長野県松本市の中町通りに位置する博物館です。この資料館は、1986年に閉店した旧竹内度量衡店の土蔵造りの店舗と蔵を、松本市が博物館として改装し、1989年に開館しました。資料館は、歴史的なはかりのコレクションを展示しており、その種類と技術の進化を学ぶことができます。

歴史と背景

旧竹内度量衡店は、かつてはかりの製造と販売を行っていた商家でした。その建物は、江戸時代から昭和初期にかけての伝統的な建築様式を今に伝えています。松本市は、この貴重な建物を後世に伝えるため、博物館として整備しました。この改修により、歴史的な建築物の中で、はかりの歴史を学ぶというユニークな体験が可能になりました。

展示内容

館内には、江戸時代から昭和初期にかけての日本のはかりだけでなく、外国の古いはかりも展示されています。その総数は約1300点にも及びます。展示されているはかりは、天秤ばかり、竿ばかり、枡など多岐にわたり、当時の人々の生活や商売における計量の重要性を物語っています。また、はかりの技術的な進歩やデザインの変遷を追うことができ、計量器の歴史を深く理解することができます。

イベント

毎年11月3日には「今昔はかり展」が開催されます。このイベントでは、特別展示やワークショップなどを通して、はかりの魅力をより深く体験することができます。地域の人々や観光客にとって、歴史と文化に触れる良い機会となっています。

利用情報

開館時間: 9時00分～17時00分
休館日: 月曜日（祝日・振替休日の場合は翌平日）、年末年始期間（12月29日～1月3日）
交通アクセス: JR松本駅から徒歩12分

その他の情報

松本市はかり資料館は、松本市立博物館の分館として運営されています。また、この資料館は、松本市の歴史的な名所・旧跡の一つとしても知られています。歴史好きや計量器に興味がある方はもちろん、松本市の歴史と文化に触れたい方にもおすすめのスポットです。

関連情報

松本市立博物館
松本市の名所・旧跡
松本市の歴史

外部リンク

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松本市はかり資料館の概要 - 松本市)

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