松本市立筑摩小学校

松本市立筑摩小学校について

松本市立筑摩小学校は、長野県松本市筑摩一丁目に所在する公立小学校です。この学校は、1872年（明治5年）に松本市における教育の始まりとして、全久院（開智学校の前身）に県学が設置されたことに端を発します。その後、幾多の変遷を経て、現在の筑摩小学校へと至りました。

学校の概要

2020年（令和2年）4月現在の情報では、児童数は370名であり、15の学級が編成されています。内訳として、特別支援学級が3クラス設置されており、多様なニーズに対応した教育が行われています。

沿革

筑摩小学校の歴史は、松本市の教育史と深く結びついています。

1872年（明治5年）: 松本大手町全久院に県学が設置され、松本市の教育が開始されました。
1874年（明治7年）: 盛徳学校（中林、筑摩、三才、神田、林、大嵩崎、南小松）と盛業学校（出川、並柳、野溝、平田）が設立されました。
1918年（大正7年）: 松本尋常高等小学校筑摩部が新設されました（現在の相澤病院の西側）。
1932年（昭和7年）: 筑摩部校舎が現在の校庭の位置に完成しました。
1935年（昭和10年）: 一校制が廃止され、筑摩尋常小学校として独立しました。
1941年（昭和16年）: 筑摩国民学校に改称されました。
1944年（昭和19年）: 高等科が併設されました。
1947年（昭和22年）: 六三制実施に伴い、現在の筑摩小学校として発足しました。
1957年（昭和32年）: 学区変更により、筑摩東が松本市立源地小学校の学区となりました。
1958年（昭和33年):創立40周年記念祭が開催されました。
1960年（昭和35年）: プールが竣工しました。
1961年（昭和36年）: 学区変更により、出川町が筑摩小学校区となりました。また、特殊学級が開設されました。
1963年（昭和38年）: 創立45周年を記念し、校歌が制定されました。
1968年（昭和43年）: 創立50周年を迎えました。
1978年（昭和53年）: 新校舎への移転が完了し、使用が開始されました。
1983年（昭和58年）: 出川町、並柳、並柳団地が新たに並柳小学校として独立しました。
1992年（平成4年）: 「わきみず学級」が新設されました。
1998年（平成10年）: 創立80周年記念式典が開催されました。
2012年（平成24年）: 新プールが完成しました。
2018年（平成30年）: 創立100周年を迎え、まつもと市民芸術館にて記念式典や記念音楽会が行われました。

学校の特色

筑摩小学校は、長年にわたり地域社会と共に歩んできた学校です。伝統を重んじながらも、時代の変化に対応した教育を実践しています。特に、100周年を迎えた際には、記念式典や音楽会が開催されるなど、学校全体で記念行事を盛大に行いました。

関連情報

長野県小学校一覧: 長野県内の他の小学校に関する情報も参照できます。
外部リンク:
松本市ホームページ'>筑摩小学校（松本市ホームページ）
松本市ホームページ'>筑摩小学校概要（松本市ホームページ）
松本市ホームページ'>筑摩小学校沿革（松本市ホームページ）
松本市ホームページ'>伝統の歌「かえでの木」と「筑摩小運動会の歌」（松本市ホームページ）
松本市ホームページ'>筑摩小学校のわき水の研究（松本市ホームページ）
文部科学省　学校コード



筑摩小学校は、地域に根ざした教育活動を通じて、子どもたちの成長を支えています。

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