松本泰志 (サッカー選手)

松本 泰志 (まつもと たいし)

基本情報

松本泰志は、1998年8月22日に埼玉県東松山市で生まれたプロサッカー選手で、Jリーグのサンフレッチェ広島に所属しています。彼はミッドフィールダーとしての多様な役割をこなし、ボランチやトップ下、サイドハーフなどのポジションでプレーする能力を持っています。また、彼は日本代表としても活躍した実績を有しています。

サッカーキャリアの初期

松本のサッカーキャリアは、地元の江南南サッカー少年団から始まりました。小学時代にセンターバックとしてプレーし、その後、東松山市立北中学校に進学後はクマガヤSCでボランチとして活躍します。中学校1年生のときにはプロ野球選手の和田康士朗と同じクラスになり、結びつきを深めました。高校は、技術を最大限に活かせるチームを目指して昌平高等学校に進学。ここで、藤島監督の指導の下、主にフォワードや攻撃的ミッドフィールダーとして才能を開花させました。

高校2年生からは、左右のキックの精度を向上させ、ドリブル技術を磨くことに集中。3年生のときには背番号「10」を背負い、2016年の全国高等学校総合体育大会で準々決勝まで進出し、この大会で3得点を記録しました。この活躍が評価され、2016年9月にはサンフレッチェ広島への入団内定が発表されます。

プロ入りと成長

松本は2017年にサンフレッチェ広島に正式に加入。最初の年から地域大会での活躍と共に、高校サッカー選抜チームとしても活動し、欧州遠征や多くの代表戦で経験を積みました。2017年5月にルヴァンカップでプロデビューを果たし、2018年にはプロA契約を締結。その後も着実に成長を遂げ、2019年には故障した青山敏弘選手の代役としてスタメンに定着し、AFCチャンピオンズリーグでプロ初ゴールという大きな成功を収めました。

しかし、青山選手の復帰によって出場機会は減少し、2020年にはアビスパ福岡へ期限付き移籍となり、そこでJリーグ初得点を記録しました。その後、2021年にはセレッソ大阪に再び期限付き移籍し、ACLで活躍しますが、間もなく広島へ戻ることとなります。

日本代表活動

松本は日本代表としても活動しており、2017年11月にはU-20日本代表メンバーに選ばれ、タイでのM-150カップに参加しました。続いて、2018年にはU-21日本代表に選出され、アジア競技大会で準優勝に貢献しました。2019年には東京五輪世代の日本代表にも選出され、コパ・アメリカに参加しました。

所属クラブと成績

• - 江南南サッカー少年団（小学校）
• - クマガヤSC（中学校）
• - 昌平高等学校
• - サンフレッチェ広島（2017年〜現在）
• - アビスパ福岡（2020年、期限付き移籍）
• - セレッソ大阪（2021年、期限付き移籍）

このように、彼のサッカーキャリアは多岐にわたり、プロとしての道を着実に歩んでいます。彼の今後の活躍が非常に楽しみです。

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