松江市立来待小学校

松江市立来待小学校について

松江市立来待小学校（まつえしりつ きまちしょうがっこう）は、島根県松江市宍道町上来待に存在する公立の小学校であり、地域の子どもたちの教育の場として親しまれています。この学校は、島根県立わかたけ学園内にある大野原分校を含む施設で、特別支援を必要とする児童にも対応しています。

沿革

来待小学校は1873年9月23日に設立されました。当初は第四大学区島根県管内第十八中学区来海小学校という名称で、その後数度の改称を経て現在の名称に至っています。具体的な歴史を振り返ると、1889年には市町村制に従い、新たに来海村が結成されるとともに来海尋常小学校が設立されました。この時点で学校の名称は地域の歴史や生活に密接に関連付けられていったのです。

1892年には、来海村尋常小学校に改称され、翌年には高等小学校が併設されることとなりました。その際、学校名も来海村尋常小学校に変更され、1893年に来海村が来待村へと改名されたことに伴い、来待村尋常高等小学校と改称されました。このように、地域の名称に沿った形での変更が続いたことで、地域と学校の一体感が醸成されてきました。

1941年には、更なる社会の変化に応じて八束郡来待村国民学校と改称され、戦後の1947年には八束郡来待村立来待小学校に名前を変え、1955年には町村合併により宍道町立来待小学校となりました。2005年に八束郡と松江市が合併した際には現在の松江市立来待小学校という名称に至りました。

通学区域

現在、松江市立来待小学校の通学区域は、松江市宍道町の東来待、西来待、および上来待と定められています。これらの地域に住む子どもたちは、ここで教育を受けることができ、地域の文化や歴史を学びながら成長しています。地元の支援もあり、学校は地域社会とのつながりを深めながら教育を提供しています。

進学先

この小学校を卒業した児童は、次のステップとして松江市立宍道中学校への進学が一般的です。そこでの教育を通じて、更に深い知識と思考力を身につけることが期待されています。

関連項目

松江市立来待小学校に関連する情報としては、島根県内の他の小学校の一覧が挙げられます。また、公式サイトも存在し、地域の教育活動やイベントに関する情報が提供されています。これによって、地域住民や保護者が学校の動向を把握し、子どもたちの教育に積極的に参加する機会が増えています。

このように、松江市立来待小学校は、地域に密着した学校として歴史を積み重ね、今後も教育の場を提供し続けていくことが期待されています。

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