松江市立東出雲中学校

松江市立東出雲中学校について

松江市立東出雲中学校（まつえしりつ ひがしいずもちゅうがっこう）は、島根県松江市の東出雲町揖屋に所在する公立の中学校です。この学校は、教育理念に基づいて自主性や自立性を重視したカリキュラムを提供し、生徒の健全な成長を支援しています。

校区について

東出雲中学校の学区には、出雲郷小学校、揖屋小学校、意東小学校が含まれており、これらの小学校から多くの生徒が進学してきます。地域とのつながりを大切にしながら、教育を行っています。

沿革の歴史

この学校の歴史は1957年に始まります。当初は揖屋中学校、出雲郷中学校、意東中学校の3校が統合され、東出雲中学校として新たにスタートしました。1958年には校舎が完成し、実質的な統合が実現しました。続いて同年には運動場の整備も完了し、校歌が制定されました。

1961年には体育館が竣工し、1982年には校舎の増築が行われました。また、1988年には男子バレーボール部が全日本中学校バレーボール選手権大会で優勝するなど、スポーツにおいてもきらびやかな成果を上げています。

2000年には地震の影響により校舎と体育館が被災しましたが、その後も学校は復旧に努め、2007年には統合50周年を迎える式典が行われました。2008年には読書活動に関する優れた取り組みが評価され、文部科学省より優秀実践校として表彰されました。

2011年には新しい体育館が完成し、同年中に市町合併によって松江市に移管されることとなりました。その後、2012年には新校舎も竣工し、現代的な設備を整えることができました。

学校教育の理念

東出雲中学校の教育目標は、生徒自身の自主性や自立性を育み、心身ともに健康でたくましく、豊かな人間性を持つ人物に成長させることです。具体的には、自ら考え行動する「自立」、友情を大切にし協力する「友愛」、勤労や忍耐を重んじる「勤労」、明るい心と健康な身体を持つ「健康」という4つの生徒像を掲げています。

部活動

学校生活の一環として、多様な部活動が展開されています。運動部には男子・女子バレーボール部や野球部、陸上競技部、サッカー部などがあり、文化部には吹奏楽部や美術部、ボランティア部も存在します。また、様々な武道の活動も行われており、空手道部、剣道部、柔道部などが盛んです。

著名な出身者

この学校には、著名な出身者もいます。例えばバレーボール選手の石倉弘士氏や、陸上競技選手として知られる石倉一希氏がいます。また、教職員には英語教師として勤務していた田尻悟郎氏があり、現在は関西大学の教授として活躍しています。

まとめ

松江市立東出雲中学校は、地域に根ざした教育を通じて生徒の成長を支援する公立中学校です。豊かな人間性と健全な体を育むための取り組みや、多彩な部活動を通じて、生徒は多くの経験を積むことができる魅力的な学校です。

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