松田紫野

松田紫野（まつだ しの）

松田紫野は、2001年3月27日生まれの千葉県出身で、女子サッカー選手として日テレ・東京ヴェルディベレーザに所属しています。彼女の登録ポジションはディフェンダーで、優れた守備力とチームプレーが評価されています。

経歴

松田のサッカーキャリアは、幼少期に兄の影響を受けて柏マイティーフットボールクラブでスタートしました。2012年にはU-12ナショナルトレセン関東に選ばれ、翌年には日テレ・ベレーザの育成チーム、日テレ・メニーナに加入。2019年には東京都立国際高等学校を卒業し、同じく日テレ・東京ヴェルディベレーザに昇格しています。

ユースカップでの活躍

松田が所属するメニーナは、2014年の第18回全日本女子ユース(U-18)サッカー選手権大会で優勝し、彼女はDFとして2試合に出場しました。2015年にはフル出場しながらもセレッソ大阪堺ガールズに負け、決勝では惜しくも優勝を逃しました。2016年からはキャプテンに任命され、チームを牽引しますが、優勝からは遠ざかっていました。ついに松田が高校3年生の時、2018年の第22回大会でメニーナを再び優勝に導き、彼女の努力が実を結びました。

皇后杯と国際大会での実績

第37回皇后杯ではメニーナが5大会ぶりに出場し、松田はリーダーシップを発揮しましたが、実業団のノジマステラ神奈川相模原に敗れました。その後もキャプテンとして努め、日テレ・東京ヴェルディベレーザに昇格後の第41回皇后杯で自身初の優勝を果たしました。

国際舞台でも活躍しており、2016年のU-17女子NTC招待メンバーに選出された後、2017年にはAFC U-16女子選手権で全試合に出場しキャプテンを務めたほか、2018年の2018 FIFA U-17女子ワールドカップでも代表として出場しました。これらの大会で松田は、チームの中心選手として成長を遂げました。

プライベートと人物像

血液型はO型で、彼女の足の長さは25cmです。サッカー界の先輩として大谷秀和や酒井宏樹を目標にし、エンターテイメントでは町田啓太やロバート秋山竜次、サンドウィッチマンを好きな芸能人として挙げています。また、同じチームメイトの黒沢彩乃、遠藤純、菅野奏音とは長年親交があり、良好な関係を築いています。

クラブ成績

松田は、2019年に日本女子サッカーリーグ1部でデビューし、2021年にはWEリーグでもプレーを開始しました。2023年には初得点を挙げ、彼女の攻撃面での成長も見せています。

代表出場履歴とタイトル

彼女はU-16、日本女子代表、U-19など多岐にわたって国際大会に出場しており、それらの活動を通じた成長が今後の期待を持たせます。クラブチームにおいても、なでしこリーグや皇后杯、AFC女子クラブ選手権などで数々のタイトルを獲得しており、その実績は松田の努力と才能を証明しています。

もう一度検索