松窪真心とは？意味をやさしく解説 - サードペディア百科事典

松窪真心（まつくぼまなか）

松窪真心は、2004年 7月28日に鹿児島県で生まれた女子サッカー選手です。彼女はアメリカのノースカロライナ・カレッジに在籍し、主にフォワードとミッドフィールダーとしてプレーしています。彼女のこれまでのキャリアは多くの成果と称号に彩られており、特に若い年代での活躍が際立っています。

来歴

ユースキャリア

真心はJFAアカデミー福島の12期生としてサッカーを学びました。2020年と2021年にはリーグ戦に全試合出場し、その年のMVPおよび得点王に輝きました。彼女は卒業年度のキャプテンも務め、チームを牽引しました。また、皇后杯では2021年に愛媛FCレディース、2022年には横浜FCシーガルズに得点を記録するなど、なでしこリーグ1部のチーム相手にもその力を示しました。

シニアキャリア

2022年9月、彼女はJFAアカデミー福島を卒業し、マイナビ仙台レディースに加入しました。初先発の3試合目である日テレ・東京ヴェルディベレーザ戦では、WEリーグにおける初ゴールを達成し、同年のWEリーグアウォーズでは優秀選手賞を受賞しました。2023年7月には、アメリカのNWSLに属するノースカロライナ・カレッジへの期限付き移籍が発表され、2024年6月30日までの契約となりました。

ノースカロライナ・カレッジに移籍後間もなく、2023 NWSLチャレンジカップ決勝戦で先発した際、彼女は19歳と6週間という最年少記録で得点を挙げ、チームの優勝に寄与しました。この試合ではMVPにも選ばれ、その実力を裏付けました。2024年 6月28日には、ノースカロライナ・カレッジに完全移籍することが決定しました。

代表歴

松窪は各年代別の日本代表に選ばれた経験があり、特に2022 FIFA U-20女子ワールドカップでは5試合に出場して1得点を上げています。また、2023年のFIFA女子ワールドカップ・オーストラリアおよびニュージーランド大会には登録されなかったものの、トレーニングパートナーとして国内合宿に参加しました。