松見町 (横浜市)

松見町について

松見町（まつみちょう）は、神奈川県横浜市神奈川区に属する町名で、現行の行政地名は松見町1丁目から4丁目までが存在します。なお、ここは住居表示が未実施の区域です。

地理

松見町は神奈川区の北東部に位置し、周囲の町とはそれぞれ隣接しています。具体的には、東側には西寺尾、南東に大口通、南西に大口仲町、そして西側には港北区の菊名があります。さらに北側には鶴見区の馬場町が接しています。

地価

地域の住宅地の土地価格は、2025年（令和7年）1月1日の公示地価によると、松見町2丁目450番5の地点で24万6000円/m²となっています。この価格は地域の住宅需要や市場動向を反映したものです。

歴史

沿革

1963年（昭和38年）10月16日に、大口の第二工区において土地区画整理事業が開始され、神奈川区の西寺尾町、港北区の菊名町、鶴見区の馬場町にかつて存在した一部地域を統合し、松見町1丁目から4丁目が新しく設立されました。この事業は地域発展の一環として行われました。

貨物新線反対運動

松見町の中心部には、東西方向に走る東海道貨物線（羽沢線）が通っています。この線の建設が進められた1960年代から1970年代には、地元住民による強い反対運動が展開され、建設予定地には団結小屋が設置されました。しかし、1978年には土地収用法に基づいて土地の強制収用が実施され、団結小屋も同年の9月には撤去される結果となりました。

世帯数と人口

横浜市が2025年（令和7年）6月30日発表のデータによると、松見町の世帯数と人口に関する統計が示されています。国勢調査に基づいた人口の変遷や世帯数の推移もまた地域の動向を示す重要なデータです。

学区

松見町の子どもたちが通う市立小・中学校の学区は、2024年11月時点での行政区分に基づいて設定されています。地域の教育環境については、学校の数やその分布も影響を与えています。

事業所

2021年（令和3年）の経済センサスにおける調査結果では、松見町内には一定数の事業所が存在し、その従業員数も記録されています。これにより地域の経済活動の規模や業種も確認できます。

交通

松見町にはいくつかの交通路が通っています。神奈川県道2号東京丸子横浜線や神奈川県道111号大田神奈川線などがあり、交通の便が良い地域となっています。

施設

地域内には、横浜市神奈川消防署松見消防出張所や横浜市立盲特別支援学校などの公共施設が存在しています。これらの施設は地域住民にとって重要なサービスを提供しています。

その他

地域の郵便番号は221-0005で、集配局は神奈川郵便局が担当しています。また、松見町内の警察の管轄区域も定められており、地域の治安維持に努めています。

参考文献

• - 横浜市町区域要覧 (PDF). 横浜市市民局 (2016年6月). 2022年9月6日閲覧。

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