林 一也
林 一也(はやし かずや、
1953年10月 - )は、日本の元陸上自衛官。
愛知県出身。
経歴
林一也は通信科の幹部として自衛隊に入隊し、
防衛大学校本科第21期を卒業。その後、
ワシントン大学大学院に進学し、修士号を取得した。
1977年3月に
陸上自衛隊に入隊。
1991年7月に2等陸佐に昇任。
1996年1月に1等陸佐に昇任し、同年6月には在米大使館
防衛駐在官に任命され、アメリカ合衆国に赴任した。
1999年7月9日、東北方面通信群長に就任。
2001年6月29日、
陸上幕僚監部防衛部研究課長に就任。
2002年8月1日、陸将補に昇任。
2003年7月1日、東部方面総監部幕僚副長に就任。
2004年3月29日、
陸上幕僚監部調査部長に就任。
2006年3月の組織改編に伴い、運用支援・情報部長に職名が変更された。
2006年8月4日、
防衛研究所副所長に就任。
2007年9月1日、
統合幕僚監部運用部長に就任。
2008年3月26日、陸将に昇任。
2009年3月24日、第9師団長に就任。
2011年8月5日、
統合幕僚学校長に就任。
2012年7月26日、退官。
長年にわたる自衛隊への貢献が評価され、2023年11月3日には瑞宝中綬章を受章した。
人物
通信科の幹部として、情報通信分野における自衛隊の能力向上に貢献した。また、
防衛駐在官や
陸上幕僚監部の要職を歴任し、日本の防衛政策の策定や国際協力に尽力した。
第9師団長としては、部隊の指揮・育成に手腕を発揮し、隊員の士気高揚に貢献した。
統合幕僚学校長としては、自衛隊の幹部育成に尽力し、次世代のリーダー育成に貢献した。
これらの功績により、林一也は自衛隊における重要な役割を果たした人物として評価されている。
栄典
* 瑞宝中綬章 - 2023年11月3日