『林檎の花』(りんごのはな)は、著名なシンガー
ソングライター槇原敬之による41枚目の
シングルで、2011年3月11日にリリースされました。本作は、槇原が
2010年に設立した自主レーベル「Buppuレーベル」の第1弾として発表され、販売元は
宝島社のグループ企業である宝島ワンダーネットが手掛けています。
約1年4ヶ月ぶりとなるこの
シングルは、多くのファンにとって待望の作品であり、特に注目されるのはタイトル曲です。この曲はJR東日本の東北
新幹線新青森駅の開業キャンペーン「MY FIRST AOMORI」タイアップとして書き下ろされたもので、
2010年9月から全国的にオンエアが始まりました。キャンペーンに合わせて、多くの人々に親しまれる楽曲としての期待がかかりました。
さらに、今回の
シングルにはカップリング曲として、1997年にリリースされた「素直」の2011年版が収録されています。オリジナル版も「MY FIRST AOMORI」のキャンペーンソングとして評価されており、今回の収録は新たなアレンジを加えたものです。ちなみに、「素直」は再録バージョンとしても知られ、
2013年には
テレビ東京で放送された
インフォマーシャル『Friend-Ship Project ~30年目の結婚式~』のテーマソングに起用されました。
特典と限定販売
本作は、音楽の販売方法においてもユニークな工夫が施されています。コンビニエンスストアのサークルK、サンクスや通販サイトのときめきドットコムでは、購入特典が用意されており、特別編集ミュージックビデオのストリーミング映像配信や、シリアル番号入りのプレミアムカード「Buppuレーベル第1号」、MVイラスト付ブックレットなどが付いていました。当初はミュージックビデオの配信が
4月30日までの予定でしたが、ファンからの高い評価を受けて、最終的には
6月30日まで延長されました。その後、収録内容は
7月27日に発売されるアルバム『Heart to Heart』の初回限定盤に同梱されるDVDに収められました。
収録曲情報
この
シングルには以下の曲が収録されています。全て作詞、作曲、編曲を
槇原敬之自身が行っています。
1. 林檎の花
2. 素直 2011 Version
3. 林檎の花 instrumental
『林檎の花』は、
槇原敬之の音楽的な魅力と技術が詰まった一枚であり、新しい思い出と共に多くのリスナーの心に残る作品となっています。多様なアレンジやキャンペーンとの関連があり、これによってより広い層にアピールすることに成功したのです。ファンとともに作り上げた思い出に残る
シングルとして、その記憶は今も色あせることはありません。