林芙美子文学賞

林芙美子文学賞について

林芙美子文学賞は、2014年に創設された公募の新人文学賞です。北九州市が主催し、朝日新聞出版が協力しています（第2回までは中央公論新社が協力）。

この文学賞は、中・短編小説を対象としており、優れた短編小説を数多く残した作家、林芙美子にちなんで設立されました。北九州市ゆかりの深い作家である林芙美子の功績を称え、新たな才能の発掘を目的としています。また、この賞は、かつて存在した「北九州市自分史文学賞」を継承・発展させたものと位置付けられています。

応募資格と規定

応募資格は年齢、性別、職業、国籍を問わず、誰でも応募できます。作品の形式も問われませんが、手書き原稿の場合は400字詰原稿用紙で50枚以上120枚以内、ワープロ原稿の場合はA4サイズの白紙に40字×30行で原稿用紙換算枚数を記入する必要があります。

賞の内容

大賞は1編選ばれ、賞金100万円が授与されるほか、朝日新聞出版発行の文芸誌『小説トリッパー』（第2回までは中央公論新社発行の『婦人公論』）に作品が掲載されます。また、佳作は数編選ばれ、賞金10万円が授与されます。

選考結果は、北九州市立文学館のホームページで発表されます。

選考委員

創設から現在まで、井上荒野氏、角田光代氏、川上未映子氏が選考委員を務めています。

応募を検討されている方へ

林芙美子文学賞は、作家への登竜門として、新たな才能を発掘するための重要な文学賞です。短編小説を通じて自己表現を追求し、文学の世界に足を踏み入れたいと考えている方は、ぜひ応募を検討してみてください。

関連情報

文学賞の一覧
人名を冠した賞の一覧

外部リンク

* 林芙美子文学賞 | 北九州市立文学館

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