枝松順一

枝松順一のプロフィールとキャリア

若き日を広島で過ごした枝松順一（えだまつじゅんいち）は、1973年11月14日に生まれた。在学中は合唱団に所属し、高校は広島県立安古市高等学校を卒業。その後、明治学院大学法学部で学び、卒業後の1996年には朝日放送テレビ（ABC）にアナウンサーとして入社した。特技としてテニスを持ち、学生時代にはインストラクターとしても活動していた。

アナウンサーとしての活動

朝日放送に入社後、枝松は主にスポーツアナウンサーとして活躍。特にスポーツ番組でのキャリアが突出しており、深夜の『ABCミュージックパラダイス』や、土曜日午後の『ABCフレッシュアップJAM』などでパーソナリティを務めた。愛称は「まめっち」で、これは自身が好きなキャラクター「マメっち」や、苗字の「枝松」にちなんで名付けられたもの。彼はアナウンサーとして、しばしば言葉を噛むことがあり、同様に「噛み様」という愛称でも知られる。

主要なスポーツ中継

スポーツアナウンサーとしてのキャリアの中で、枝松は数多くの重要なイベントで実況を務めてきた。2002年にはソルトレークシティオリンピックに朝日放送の代表として取材に行き、2014年には全国高校野球選手権大会やプロ野球の日本シリーズでも実況担当を果たした。特に2014年10月18日には、阪神タイガースの日本シリーズ進出を告げる瞬間をラジオで実況した。

人事異動と新たな役割

彼のキャリアにはいくつかの人事異動があった。2014年にスポーツ局のスポーツ部に移動した後は、アナウンサーとしてではなく、スポーツ関連番組の制作業務に集中。2016年以降は『ガチ虎!』などのプロデューサーも務めていた。2020年1月には、朝日放送におけるスポーツニュースのデスク業務も担当し、業界における影響力をますます高めた。2023年6月にはアナウンス職に復帰し、アナウンス部の部長に就任したが、スポーツアナウンサーとしては活動せず、部内の管理業務に専念することとなった。

出演した番組

枝松順一は、その経歴の中で様々な番組に出演してきた。高校野球中継では実況やインタビュアーとして関与し、テレビ朝日系列では『スーパーベースボール』や『サンテレビボックス席』で阪神戦の実況を担当。また、ラジオでは『ABCフレッシュアップベースボール』や『武田和歌子の野球にぴたっと。』などでも活動してきた。これらの番組での彼の存在感は非常に大きく、多くのリスナーから愛されるキャラクターに成長した。

結び

枝松順一は、アナウンサーとしての活躍を経て、現在はアナウンス部の部長として朝日放送に貢献している。彼の経験と知識は、今後の多くの若手アナウンサーの指導者としても生かされていくことでしょう。

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