柏市立柏第一小学校

柏市立柏第一小学校について

柏市立柏第一小学校（かしわしりつかしわだいいちしょうがっこう）は、千葉県柏市あけぼの一丁目に位置する公立の小学校です。通称「一小（いっしょう）」として地域に親しまれています。この学校は柏市の中心地にあり、駅からも近く、便利な立地が特徴です。

学校の概要

柏市は、東京のベッドタウンとして知られ、人口が急増した地域です。1960年代後半には児童数が2000人を超え、平成の時代に入っても多くの生徒が在籍していました。近年は学区外就学の制限や通学区域の見直しなどが行われ、児童数は減少傾向にありますが、2023年時点では665人の生徒が在籍しています。

本校と隣接する旭東小学校は、2023年に廃校が決定し、柏中学校内に小中一貫教育を行う義務教育学校が新たに設立される予定です。この新しい学校は令和10年に開校を予定しています。

学校の歴史

柏第一小学校の起源は明治5年に遡り、1874年に「柏小学校」として開校しました。その後、様々な名称変更や合併を経て、1908年に「千代田尋常小学校」として現在の場所に移転設立されました。1954年に名称が「柏市立柏第一小学校」に改められ、現在に至るまで多くの生徒を教育し続けています。

これまでの歴史の中で、何度も増改築が行われ、1956年に柏市立柏第五小学校と第六小学校が分離され、教育環境はさらに充実しました。

年間行事と社会活動

柏第一小学校では、毎年11月に「一小まつり」という文化祭が開催されています。これは在校生の学習発表が行われるほか、PTAによるバザーや模擬店も設置され、地域住民が一堂に会する賑やかなイベントです。

また、ボランティアによる清掃活動も行われ、地域とのつながりを大切にしています。交通面では、JR常磐線・東武野田線の柏駅から歩いて5分の近さで、通いやすい環境が整っています。

部活動

部活動も活発で、4年生からの参加が可能です。タグラグビー部や陸上部など、さまざまな運動部があり、特に近年の吹奏楽部は頭角を現し、多くの大会で金賞を受賞しています。

著名な出身者

学校の卒業生には、ミュージシャンのパッパラー河合氏や落語家の三遊亭とん楽氏、画伯の早川義孝氏など、数多くの著名人がいます。

柏市立柏第一小学校は、歴史的背景を持ちながらも、地域に密着した教育を行っている伝統ある学校です。今後の新たな展開にも期待が寄せられており、小中一貫教育の実現に向けてさらなる成長が期待されています。

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