柏淳郎

柏淳郎（かしわ じゅんろう）は、1935年8月11日に生まれた日本の実業家です。彼は、工作機械メーカーであるオークマの第7代代表取締役社長を務め、その経営手腕を発揮しました。また、長年にわたり日本機械工業連合会の役員を務めるなど、業界の発展にも大きく貢献しました。

柏氏は、名古屋大学経済学部を卒業後、1960年に大隈鐵工所（現オークマ）に入社しました。入社後は、営業部門でキャリアを積み、1980年には大阪支店長に就任しました。その後、1987年に取締役大阪支店長、1992年に常務取締役へと昇進し、着実にその地位を確立しました。

1994年、柏氏はオークマの取締役社長に就任しました。社長として、同社の経営を牽引し、グローバル市場における競争力強化に尽力しました。1995年には旭精機工業の監査役、1998年には同社の取締役に就任し、幅広い分野で活躍しました。

2005年には、オークマが持株会社体制に移行したことに伴い、オークマホールディングスの取締役社長に就任しました。その後、2006年にはオークマの取締役会長に就任し、長年にわたり同社の経営に携わりました。

柏氏は、その卓越した経営手腕と業界への貢献が評価され、2007年には旭日中綬章を受章しました。また、日本機械工業連合会では永年役員を務め、日本の機械工業の発展に尽力しました。

柏淳郎は、オークマのトップとして、また日本機械工業連合会の役員として、日本の産業界に多大な貢献をした人物として、その名を歴史に刻んでいます。

主な役職

第7代オークマ代表取締役社長
オークマホールディングス取締役社長
オークマ取締役会長
旭精機工業監査役
旭精機工業取締役
日本機械工業連合会永年役員

学歴

名古屋大学経済学部卒業

受賞歴

2007年 旭日中綬章

もう一度検索