柳家初花

柳家 初花（やなぎや しょっぱな）

柳家初花は、1979年3月7日に神奈川県で生まれた元落語家であり、現在は俳優として活動しています。本名は田村和也で、グッドラックカンパニーに所属しています。彼の落語家としてのキャリアは多くの人々に愛され、独特なスタイルで知られていましたが、2013年12月28日に廃業し、その後は俳優業へとシフトしました。

来歴

初花は、サレジオ学院高等学校を卒業後、1997年に早稲田大学の第二文学部に入学しました。大学生活の中で、1998年に三鷹の武蔵野芸能劇場で生の落語に触れ、その魅力に引き込まれます。1999年には柳家花緑のもとで落語の修行を始め、前座名「初花」は大師匠の五代目小さんから授けられました。彼は、2004年に柳家さん弥、林家ほや平、柳家右太楼と共に二ツ目に昇進。完全に落語の世界に身を投じました。

辞めてからの活動

2013年末に落語業界を離れた初花は、その後は本名の田村和也として俳優としての道を歩み始めます。俳優としてさまざまなメディアで目にすることができ、代表的な出演作には、2018年放送のテレビ東京の日経スペシャル『カンブリア宮殿』の再現ドラマで矢野博丈役を演じたことが挙げられます。また、ファミリーマートのCMにも出演し、幅広い活動を展開中です。

趣味と特技

初花は、多彩な趣味を持っています。彼はプロレス観戦やダーツを楽しむ一方、特技としてバドミントンに秀でていることでも知られています。そのため、芸人や俳優以外でも多くの人々と交流する機会を持ち、独自の視点でさまざまな表現を生み出しています。特に2006年1月には四派合同の若手落語家たちと共に『平成噺し座』を旗揚げし、新たな試みとして注目されました。

プロレス活動

また、柳家初花はDDTプロレスリングで第755代アイアンマンヘビーメタル級王座の王者にもなっています。これは、落語とは異なるステージでの表現方法や体験を活かし、自分自身のキャラクターをさらに広げるきっかけとなりました。

出演・テレビ活動

田村和也としての活動では、2021年の『僕ら的には理想の落語』にて番組監修を務めたり、土田ひろかず監督の『拝啓、永田町』や、三野龍一監督による『近江商人、走る!』で熊綱役を演じるなど、さまざまな作品で活躍しています。

まとめ

柳家初花の軌跡は、落語界から俳優としての新たな挑戦へと続いています。彼の多才なスキルと情熱は、今後の活動にも期待が寄せられ、さらに多くの人々に影響を与えていくことでしょう。彼の公式サイトやブログなどで最新の情報についてもチェックしてみてください。

もう一度検索