柴原阪大前駅

柴原阪大前駅について

柴原阪大前駅（しばはらはんだいまええき）は、大阪府豊中市柴原町にある大阪モノレール本線の駅で、駅番号は13です。この駅は、地域の交通の要所として、多くの利用者に親しまれています。

歴史

柴原阪大前駅の開業は1994年9月30日で、当初は「柴原駅」と名付けられました。大阪モノレール線が千里中央まで延伸した際に開かれた駅で、当初は蛍池駅付近の用地取得が進まず、暫定終着駅となりました。そのため、仮称も「大阪大学前」とされていましたが、後に名称が変更されています。

1997年4月1日には、大阪モノレール線がさらに大阪空港まで延伸されたことにより、柴原阪大前駅は途中駅としての役割を担うようになりました。そして、2019年10月1日に現在の「柴原阪大前駅」という名前に改称されました。さらに、2021年8月28日には可動式ホーム柵が導入され、安全性が向上しました。

駅の構造

この駅は高架に設置された島式ホームを持ち、1面2線から構成されています。かつては終着駅であったため、シンプルな設計が施されていましたが、現在は折り返し設備が存在しないため、当駅での始発便や終着便は設定されていません。

利用状況

駅の利用状況は次第に増加しており、2020年のデータでは、1日平均7,451人の乗降者数を記録しています。詳細では、乗車人員が3,720人、降車人員が3,731人で、大阪モノレールの18駅中12位に位置付けられています。この数値は開業以来の乗降・乗車人員の推移を反映しています。

駅周辺

柴原阪大前駅は周囲にさまざまな施設があり、利便性が高いのも特長です。駅から直通路がある市立豊中病院や、大阪大学豊中キャンパスが近隣に位置しています。また、中国自動車道の中国豊中ICや、大阪府道2号大阪中央環状線も近く利用しやすいです。さらに、真如苑総本部があり、地域に密接に結びついています。

バス路線

駅に接続するバス路線も複数存在し、最寄りのバス停は「柴原阪大前駅（市立豊中病院前）」となります。阪急バスによって運行される48系統（豊中市内線：津雲台七丁目・北緑丘団地行）と、50系統（阪北線：新大阪行）があります。

隣接する駅

大阪モノレールの本線に沿っていますが、隣の駅は蛍池駅（12）で、その隣には少路駅（14）が位置しています。これにより、豊中市内の移動は非常に便利で、地域の住民や学生にとっても重要な交通手段となっています。

このように、柴原阪大前駅はその歴史や周辺施設、交通アクセスにおいて、豊中市の重要な駅としての役割を果たしています。

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