柴田巧

柴田 巧（しばた たくみ）

基本情報

柴田巧は、1960年12月11日生まれの日本の政治家です。日本維新の会に所属し、現在は参議院議員を2期務めています。また、党内では国会議員団参議院国会対策委員長として活動しています。

経歴

柴田は富山県西礪波郡砺中町（現・小矢部市）津沢で育ち、政治への関心は、祖父が津沢町議会議長であった影響を大きく受けています。高校は富山県立福野高等学校を卒業した後、早稲田大学社会科学部に進学しました。大学では雄弁会に参加し、演説の技術を磨きました。1987年には早稲田大学院の政治学研究科を修了し、その後オーストラリアへの留学を経験。帰国後、森喜朗衆議院議員の秘書として国会や自由民主党本部で活動を始めます。

1999年に行われた富山県議会議員選挙に立候補し、初当選を果たしました。その後、3期連続で当選しますが、2009年に次期衆院選の候補者選びに対して不満を表明し、自民党を離党。みんなの党から富山3区に無所属で立候補しましたが、落選しました。

しかし、2010年の参議院選挙では、みんなの党公認で比例区から出馬し、見事当選を遂げました。以降、2013年に結いの党を結成し、2014年には日本維新の会との合流を果たします。2016年に維新の党と民進党が合流し、その際に無所属で活動しましたが、次第に戻り、2019年の参議院選挙では再び日本維新の会から立候補して当選を果たしました。

2020年からは党の政調会長代行に任命され、2023年には国会議員団の参議院国会対策委員長に就任しました。

政策や理念

柴田は当初、選択的夫婦別姓制度の導入に反対していましたが、時に応じてその考えを改め、2017年には賛成する意向を示しています。2019年の調査では「どちらかと言えば賛成」という立場を表明しており、これからの社会に即した考え方に進化していることがわかります。

人物と関係

柴田は統一教会との接触についても注目されています。2008年に同教団に関連する団体に訪問し、中学時代の先輩と会うなどの経歴があります。また、2012年には同教団関連の講演にも参加した経験がありますが、その際には関与の意図はなく、後に説明しています。

政治資金規正法に関する疑い

2022年には政治資金規正法違反の疑いが浮上しましたが、最終的には不起訴処分となりました。政治資金に関する問題は、政治活動を行う上で重要な課題であり、柴田自身もその確認を徹底する意向を示しています。

所属団体・議員連盟

柴田巧は様々な議員連盟に所属しており、国際基準のタバコ対策や子どもの貧困対策、スポーツ振興など、多岐にわたるテーマに興味を示しています。

著書

彼の著作には『柴田巧対談演説集』や『柴田巧国会論戦集』などがあり、これらを通じて政治に対する考え方やビジョンを広める努力も行っています。

外部リンク

• - 柴田巧オフィシャルサイト
• - 柴田巧の日記ブログ
• - 柴田巧Facebookページ
• - 柴田巧Twitter

柴田巧の活動や政策は、地域や国全体に対する貢献を目指しています。

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