柴田愛之助

柴田 愛之助

1987年1月21日に神奈川県港南台で生まれた柴田愛之助は、日本の映像業界でアクション監督や監督として、またエンターテインメントの世界でマイケル・ジャクソンのモノマネ師として活動しています。

彼の家族には、文化や宗教分野で著名な顔ぶれがいます。父の道岡宏有師は、日本ペンクラブ会員、作家、日蓮宗剣道連盟主宰、そして日蓮宗円満山廣福寺の第45代住職を務める人物です。母の柴田志保子氏は、元二期会準会員のソプラノ歌手です。兄に柴田新之助がいます。

経歴と活動

柴田愛之助氏は千葉県立千葉大宮高等学校を中退しました。その後、倉田プロモーションに所属し、アクションの世界に身を置きます。在籍時には、マイケル・ジャクソンのダンスパフォーマンスユニット『mj-spirit』や『J@M』にバックダンサーとして参加し、その身体能力とダンススキルを磨きました。マイケル・ジャクソンのモノマネを行う際は、『チビ蹴る』という名義を用いることがあり、自身のユニット『MMDD』も持っていましたが、現在は活動休止中です。

モノマネ師としては、トリビュートライブイベント『LEGEND OF ROCK SPECIAL』で第一部のトリを務め、初の生歌・生バンドでのパフォーマンスを実現しました。

現在は株式会社OHARA BROS.に所属し、主にスタントやアクション監督として活躍しています。アクション監督としてのデビュー作は、広瀬陽監督の『おっぱいチャンバラ』です。

監督としては、特にセクシー女優の横山美雪を主演に据えたレイプ・リベンジ4部作を手がけ、プロデュースも兼任しました。これらの作品は韓国での配信や、北米ではトロマからのリリースが決まるなど、国内外で展開されています。

主な参加作品

監督作品には、横山美雪主演の『HITCH-HIKE ヒッチハイク』、『LIPSTICK リップスティック』、『CAMP キャンプ』などがあり、多くでアクション監督やプロデューサー、編集も兼任しています。その他、『HO〜欲望の爪痕〜』、『シュールな男』、杉原勇武主演の『劇場版 忍者じゃじゃ丸くん』、亜紗美主演の『聖獣警察』シリーズなどを監督しています。

アクション監督としては、自身の監督作品以外にも多岐にわたるジャンルの作品に参加しています。代表的なものとして、東海林毅監督『爆乳三国志』、石井良和監督『必殺!キャバ嬢』、城定秀夫監督『タナトス』、藤井麻王監督『超・告白』などがあります。テレビドラマでは『新撰組PEACE MAKER』の一部や、『悪夢のドライブ』のアクション演出を手がけました。

プロデュースや協力として関わった作品には、宮野ケイジ監督『MOON DREAM』（協力プロデューサー）、菱沼康介監督『フジミ姫〜あるゾンビ少女の災難〜』（プロデューサー）、石井良和監督『WEEKEND』（アクション協力・プロデューサー・編集）などがあります。

ウェブ動画では、麻王監督『PROTECTOR』のアクション監督や、ジャッキーちゃんコラボ動画、応援動画などで監督を務めています。

俳優としても活動経験があり、都築宏明監督『刀狩るもの〜二本松の冒険〜』では執事役で出演。その他、『GANTZ』、『劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー』といった映画や、『塚原卜伝』などのテレビドラマにも出演しています。

映像作品以外では、木村カエラ＋スチャダラパーやノーナ・リーヴスなどのPV制作協力、日本初の手話ミュージカル『CALL ME HERO!ヒーローと呼んで』でのマイケル・ジャクソン役、倉田プロモーションの舞台出演、ライブイベントでのモノマネパフォーマンスなど、幅広い分野でその才能を発揮し続けています。

このように、柴田愛之助氏は多角的な視点からエンターテインメント制作に関わり、またパフォーマーとしても独自の地位を築いている人物です。

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