柿本健太

柿本 健太

（かきもと けんた）

生年月日・出身地・ポジション

1990年10月19日、福岡県北九州市小倉南区に生まれ育った元サッカー選手。主にフォワード（FW）のポジションでプレーしました。

経歴

柿本健太氏は、地元北九州の地でサッカー選手としての基礎を築きました。幼少期には、かつて日本代表としても活躍した平山相太氏も名を連ねたことのある「ながなが帝踏イレブン」に所属し、サッカーに親しみました。その後、「小倉南FCジュニアユース」を経て、「九州国際大学付属高等学校」に進学。高校在学中に全国高等学校サッカー選手権大会を経験しましたが、残念ながら出場機会は得られませんでした。

高校卒業後は、「九州共立大学」に進み、ここで選手として大きく成長を遂げます。大学4年次には、九州大学サッカーリーグにおいて15得点を記録し、得点ランキングで3位タイに入るなど、その得点能力が開花しました。大学での活躍は、地元クラブからの注目を集めることになります。

2013年、大学での実績が認められ、地元のプロクラブである「ギラヴァンツ北九州」への入団が決まりました。これは、池元友樹氏に続き、クラブ史上2人目となる北九州市出身の登録選手であり、地元ファンからの期待も集めました。プロの舞台でフォワードとして新たな挑戦をスタートさせました。

ギラヴァンツ北九州で2シーズンプレーした後、2015年にはJ3リーグ所属の「ブラウブリッツ秋田」へ完全移籍します。秋田での新たな環境に身を置きましたが、同年7月には東海社会人サッカーリーグ1部に所属する「FC鈴鹿ランポーレ」（当時）へ期限付きでの移籍を経験しました。鈴鹿でのプレーを通じて、更なる実戦経験を積みました。

期限付き移籍期間を終えた後、2016年にはFC鈴鹿ランポーレから改称された「鈴鹿アンリミテッドFC」へ完全移籍しました。鈴鹿の地で約2年間プレーを続けましたが、2017年シーズン終了をもって、クラブとの契約が満了となり、チームを離れることとなりました。これがプロサッカー選手としてのキャリアの区切りとなりました。

プロキャリアの中で、Jリーグの公式戦にも出場しており、特にプロデビュー戦は印象的なものでした。2013年3月3日に行われたJ2リーグ第1節の「カターレ富山」戦（会場：北九州市立本城陸上競技場）で、Jリーグ初出場を果たすとともに、この試合でプロ初得点も記録しています。キャリア全体を通じて、公式戦での得点や出場機会を積み重ねました。

所属クラブ

ながなが帝踏イレブン
小倉南FCジュニアユース
九州国際大学付属高等学校
九州共立大学
2013年 - 2014年: ギラヴァンツ北九州
2015年: ブラウブリッツ秋田
2015年7月 - 12月: FC鈴鹿ランポーレ (期限付き移籍)
2016年 - 2017年: 鈴鹿アンリミテッドFC

個人成績

* Jリーグ初出場・初得点: 2013年3月3日 J2第1節 vs カターレ富山 (北九州市立本城陸上競技場)

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