栃ヶ沢公園駅

栃ヶ沢公園駅

栃ヶ沢公園駅（とちがさわこうえんえき）は、岩手県陸前高田市高田町字栃ヶ沢に位置する、東日本旅客鉄道（JR東日本）大船渡線BRT（バス高速輸送システム）の停留所です。この駅は、陸前高田駅が新たな市街地に移転したことに伴い、その旧駅舎の近くに設けられました。

歴史

当駅は、2018年4月1日に開業しました。その後、2024年3月16日には、陸前高田駅方面への経路変更に伴い、下り線の乗降場が移設されました。

駅構造

駅の構造は、一般道路上にバスのポールが設置されただけのシンプルなものです。岩手県交通バスの「県営栃ヶ沢アパート」停留所と同一の場所にあります。両方向ともにバスベイ型で、バスが停車しやすいように設計されています。開業当初は、国道340号の三陸沿岸道路陸前高田IC出入口付近から高台にある駅まで乗り入れ、駅周辺を周回して国道に戻るルートでした。そのため、当時は上下線ともに現在の上り線側の乗降場を共用していました。

利用状況

JR東日本によると、2023年度の1日平均乗車人員は9人です。この数字は、駅の利用状況を把握する上で重要な指標となります。開業からの利用状況の推移は以下の通りです。

2018年度: データなし
2019年度: データなし
2020年度: データなし
2021年度: データなし
2022年度: データなし
2023年度: 9人

駅周辺

栃ヶ沢公園駅は、陸前高田市の中心部から北西の高台に位置しています。2011年5月以降、東日本大震災の津波で被災した陸前高田市役所の仮庁舎がこの場所に設置されていました。周辺地域は、震災前は山林でしたが、大規模な造成工事が行われ、災害公営住宅である県営栃ヶ沢アパートや消防防災センター、コミュニティホールなどが整備されました。県営栃ヶ沢アパートは、岩手県内最大規模の団地であり、2016年に入居が開始されました。なお、陸前高田市役所は2021年5月に陸前高田駅の北側に再建された庁舎に移転しています。

隣の停留所

東日本旅客鉄道（JR東日本）

■大船渡線BRT

竹駒駅 - 栃ヶ沢公園駅 - 陸前高田駅

脚注

[脚注が必要な場合、ここに記載]

関連項目

日本の鉄道駅一覧

外部リンク

駅の情報（栃ヶ沢公園駅）：JR東日本

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