栃木県立博物館

栃木県立博物館：栃木の歴史と自然を体感できる総合博物館

栃木県立博物館は、栃木県宇都宮市にある総合博物館です。1982年10月、栃木県の自然と文化に関する資料の収集、保存、調査研究、そしてそれらの展示を通して県民の文化向上と郷土への理解を深めることを目的に開館しました。

博物館の歩み

県立博物館の建設は、1976年に策定された栃木県長期総合計画から始まりました。その後、展示計画や建築設計コンペを経て、1980年1月に着工。1982年3月に建築工事が完了し、同年10月に開館を迎えました。建築設計は株式会社日本設計事務所が担当しました。

魅力的な館内

博物館は、多様な展示や施設で来館者を楽しませています。

1階エントランス: 受付、ミュージアムショップの他、企画展に合わせて写真撮影スポットが設けられることもあります。
1階から2階へのスロープ展示: 日光地方の動植物や昆虫をジオラマを用いた魅力的な展示で紹介しています。
展示室1: 栃木県の歴史を地質時代から現在まで網羅した常設展示が展開されています。太古の時代から現代までの変遷を、分かりやすく学ぶことができます。
展示室2: 企画展示室、テーマ展示室、自然系常設展示室から構成され、多様なテーマの展示が随時開催されています。企画展は、その時々の話題やテーマに沿って、変化に富んだ内容で来館者を飽きさせません。
レストラン: 2階北側に位置し、館内からの直接入店だけでなく、館外からの入店も可能です。企画展に合わせたメニューも提供されるなど、来館者の食事をサポートする役割も担っています。
研修室・講堂: 1階北側に設置されており、研修室は50名、講堂は200名収容可能です。講演会やセミナー、ワークショップなど、様々なイベントに利用されています。
収蔵庫: 1階と地階に設置され、貴重な資料を大切に保管しています。

マスコットキャラクター「みーたん」

博物館には、ミミズク形土偶をモチーフにした公式マスコットキャラクター「みーたん」がいます。通常はエントランスに展示されていますが、館内イベント時には活躍することもあります。愛らしい姿で来館者を出迎えてくれます。

利用情報

開館時間: 9:30～17:00 (入館は16:30まで)
休館日: 月曜日（祝日・休日を除く）、祝日・振替休日の翌日（日曜日・土曜日を除く）、年末年始、臨時休館日（毎年6月下旬～7月上旬）
入館料: 一般260円（団体200円）、高校生・大学生120円（団体100円）、中学生以下無料。特別企画展開催時は別途料金が必要となる場合があります。
* M割制度: 栃木県内のM割参加施設の有料入館券（半券）提示で、個人でも団体割引が適用されます。

友の会

「栃木県の自然と文化・歴史」を深く学ぶため、友の会が設立されています。講演会、見学会、観察会、講座の開催、ミュージアムショップの運営など、様々な活動を行っています。

栃木県立博物館は、栃木県の歴史と自然を学ぶ上で最適な施設です。常設展示だけでなく、企画展やイベントも充実しており、大人から子供まで楽しめる場所となっています。ぜひ、訪れてみてください。

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