『格ゲー野郎 Fighting Game Creator』は、
2000年2月17日にインクリメント・ピーから発売されたPlayStation用
対戦型格闘ゲームです。
2010年1月27日には、
ゲームアーカイブスを通じて
PlayStation Portableと
PlayStation 3でも配信されました。
このゲームの最大の特徴は、デフォルトで用意された7人のキャラクターの技を自由に組み合わせて、オリジナルのキャラクターを作成できる点にあります。単に技を組み合わせるだけでなく、イベントグラフィックや背景、テキストなどもカスタマイズでき、自分だけのストーリーを創り上げることも可能です。背景素材には『
デ・ジ・キャラット』のキャラクターである「でじこ」などが含まれており、多様な表現が可能です。
登場キャラクター
空手家
声:小野沢信
王道的な主人公タイプで、どのキャラクターとも対等に戦えるバランスの取れた性能を持っています。キャラクターメイクに使用できる技も基本的なものが多く、初心者でも扱いやすいのが特徴です。
ライダー
声:高橋竜二
強力な対空技と、上下に打ち分けられる飛び道具を持ちます。キャラクターメイク用の技は、コマンド技や空中技など攻撃的なものが多く、積極的に攻めたいプレイヤーに向いています。
カンフー
声:河野智美
素早い動きを活かした技が多く、相手を翻弄する戦い方が得意です。ただし、技の威力はやや控えめです。
女子高生A
声:疋田典子
物を召喚したり、見た目が派手な技など、トリッキーな技を多く持ちます。癖が強いですが、キャラクターメイク次第で強力な性能を引き出すことが可能です。
女子高生B
声:前田望
当身投げや中距離飛び道具、重い打撃など、上級者向けの技が揃っています。防御面にも優れており、堅実に戦いたいプレイヤーに向いています。
プロレスラー
声:紺野友樹
パワータイプのキャラクターで、突進技や投げ技を主体に戦います。一部飛び道具も持っており、攻撃のバリエーションも豊富です。
ロボット
ミサイルやレーザー、対空射撃など、多数の飛び道具を持っています。遠距離からの攻撃に特化しており、キャラクターメイク次第で多彩な攻めを展開できます。
スタッフ
プロデューサー - 渡邊靖
ディレクター/ゲームデザイン - 福士光昭
プログラム - 米謙
CG - 宇都木正人、仲野道久、北村徹夫、池永大輔、釣崎力、骨凡太、上岡加代、上野祐司、福士光昭、国政弘昌、原田英樹
CG技モーション作画 - 宇都木正人、仲野道久、池永大輔、北村徹夫、骨凡太
背景デザイン - 北村徹夫
モーションプログラミング - 福士光昭、釣崎力、川瀬尚男、宇都木正人
CG制作協力 - 神楽つくね、ZEN
モーションディレクター - 板野一郎
キャラクターデザイン/作画監督 - 福世孝明
メカニックデザイン/メカ作画監督 - 川原智弘
原画 - 福世孝明、川原智弘、嶋田俊彦、山岸徹一、谷圭司、中村基、菊地勉、渡辺律子
動画 - 筆坂明規、渡部要、羽田浩二、岩永由紀子、山崎真貴子
動画チェック - 福世孝明、川原智弘
背景美術 - 木村真二、スタジオちゅーるっぷ(長尾仁、前田実、東厚治、宮川一男、小川ひとみ)
アニメーション制作管理 - 宮下研史
サウンド - X10D(ハラシマノリクニ、Mi2)
キャスティング協力 - 東京ゲームデザイナー学院
ボイスレコーディング - ティーズミュージックスタジオ
タイトルロゴデザイン - 尾崎好宏(2ing)
ゲストキャラクター - デ・ジ・キャラット(©BROCCOLI)
アシスタント
プロデューサー - 冨松光
宣伝 - 阿倍尚希
マーケティング - 宮内英、内田真通、柳沢健次、上田若之
パッケージ&ソフトウェアマニュアル制作 - SMC(永瀬隆造、伊藤亜紀)、マーマーズグループ(平田洋、安部朋実)
制作協力 - 福田陽平、枡田裕也、鈴木秀幸、坪田淳、西岡智美、石川浩子
制作 - インクリメント・ピー、OUTBACK、D・A・S・T
製作 - インクリメントP
外部リンク
PlayStation公式サイト 格ゲー野郎 〜Fighting Game Creator〜(ゲームアーカイブス版)