桂信雄

桂信雄（かつら のぶお）

1930年10月18日 - 2020年11月16日。日本の政治家であり、1991年から2003年までの3期にわたり札幌市長を務めました。

生涯

札幌市出身。札幌市立山鼻小学校、北海道立札幌第二高等学校（現：北海道札幌西高等学校）、北海道大学法経学部法学科を卒業。

札幌市役所に入庁後、北区長、企画調整局長、教育長、助役などを歴任し、1991年に札幌市長に初当選。3期12年市長を務めました。市長退任後は、株式会社札幌ドーム社長、株式会社北海道二十一世紀総合研究所（21総研）社長、札幌第一興産株式会社顧問、社会福祉法人北海道いのちの電話後援会会長などを務めました。

2020年11月16日、直腸がんのため札幌市内の病院で逝去。90歳でした。

市長としての主な政策と業績

桂信雄は、札幌市長として以下の様な政策を推進しました。

福祉のまちづくり: 1996年に福祉のまち推進センターを設置し、高齢者や障がい者、子育て家庭への支援を強化しました。札幌市子育て支援計画策定なども行っています。
行財政改革: 新行政改革大綱を策定し、行財政改革を推進しました。札幌市オンブズマン条例制定なども行っています。
環境保全: 札幌市環境基本計画や緑の基本計画を策定し、環境保全に取り組みました。
情報化の推進: 札幌市情報化構想を策定し、情報化を推進しました。札幌市個人情報保護条例施行なども行っています。
青少年育成: 札幌市青少年育成計画を策定し、青少年の健全育成に取り組みました。
スポーツ振興: 2003年には札幌ドームに日本ハムファイターズを誘致し、札幌市のスポーツ振興に大きく貢献しました。

人物

桂信雄は、市民福祉の向上と札幌市の発展に尽力した政治家として知られています。温厚な人柄で市民からの信頼も厚く、3期12年という長期にわたり札幌市政を担いました。

関連事項

さっぽろ雪まつり
1972年札幌オリンピック

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