桂阿か枝

桂阿か枝（かつら あかし）は、1971年6月2日生まれ、兵庫県明石市出身の落語家です。本名は岸本浩一。明石市立人丸小学校、明石市立大蔵中学校、白陵高校を経て岡山大学農学部を卒業後、1996年4月に桂文枝に入門しました。桂文枝にとって最後の弟子にあたります。

高座名の由来は、出身地である明石市にちなんだものです。地元への愛着が感じられます。師匠である桂文枝譲りの安定した語り口が特徴で、安心して聞ける落語を提供しています。上方落語協会にも所属し、上方落語の発展に貢献しています。

近年では、地元明石市を中心に小学生向けの落語勉強会を開催するなど、次世代への落語の普及にも力を入れています。子供たちに落語の面白さを伝える活動は、落語界の未来にとっても非常に重要です。

これまでの受賞歴として、2006年に第43回なにわ芸術祭「新進落語家競演会」奨励賞、2009年に第46回なにわ芸術祭「新進落語家競演会」新人賞、2021年には第16回繁昌亭大賞奨励賞を受賞しています。これらの受賞は、彼の落語家としての実力と貢献が認められた結果と言えるでしょう。

桂阿か枝は、古典落語だけでなく、現代に合わせた新しい落語にも挑戦しており、幅広い世代に支持されています。落語を通して、人々に笑顔と感動を届けることを目指し、日々研鑽を積んでいます。今後の活躍が期待される落語家の一人です。

外部リンク

* 桂阿か枝公式サイト

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