桃城武

桃城武：豪快さと繊細さを兼ね備えた熱血テニスプレイヤー

桃城武（ももしろ たけし）は、許斐剛氏による人気漫画『テニスの王子様』および『新テニスの王子様』に登場する、青春学園中等部に所属する2年生のテニスプレイヤーです。「（〜しちゃ）いけね〜な、いけね〜よ」や「ど〜ん」が口癖で、抜群の身体能力を活かした豪快なプレイスタイルと、人懐っこい性格で多くのファンを魅了しています。

プロフィール

学校：青春学園中等部
学年：2年
誕生日：7月23日
星座：しし座
血液型：O型
身長：172cm
体重：60kg
プレイスタイル：アグレッシブ・ベースライナー

人物像

桃城は、熱血漢でありながらも上下関係にこだわらない、誰からも親しまれる性格の持ち主です。後輩からは「桃ちゃん先輩」と呼ばれ、特にリョーマとは親しい間柄。手塚からは「青学一のクセ者」と評される一方で、乾からは「誰よりも冷静に周りを見ることの出来る洞察力を持つ」と評されるなど、多面的な魅力を持っています。

洞察力とダブルスでの活躍

桃城の持ち味は、その優れた洞察力と判断力です。菊丸や河村、海堂といった個性的な選手とのダブルスでは、的確な状況判断でチームの危機を何度も救ってきました。特に海堂とは、普段は喧嘩が絶えないものの、良きライバルとして互いを高め合い、数々の勝利を共にしています。

リョーマとの友情

桃城は、リョーマのことを非常に気にかけており、初対面時から親しげに接しています。練習帰りや試合当日には、リョーマを自転車の後ろに乗せて送迎することも。全国大会決勝時には、リョーマが記憶喪失になった際には、その回復のために奔走するなど、深い友情で結ばれています。

プレイスタイルと得意技

桃城は、アグレッシブ・ベースライナーとして、パワーとスピードを活かしたテニスを展開します。しかし、単なるパワープレイに終始するのではなく、ドロップショットを織り交ぜたり、「ダンクスマッシュ」と見せかけて「ドロップボレー」を放つなど、テクニカルな一面も持ち合わせています。

主な得意技

弾丸サーブ： スピードとパワーを兼ね備えた強力なサーブ。
ダンクスマッシュ： 驚異的な跳躍力から放たれる、桃城の代名詞とも言えるスマッシュ。
ジャックナイフ： 片足で跳び、体の軸を中心にして打つ技。
ブラックジャックナイフ： 進化したジャックナイフ。
NEO・ブラックジャックナイフ： さらに進化したブラックジャックナイフ。
読心： 風の動きや相手の仕草から心理状態を読み取る洞察力。

新テニスの王子様での活躍

『新テニスの王子様』では、U-17日本代表合宿に参加。鬼との対戦で敗北するも、特訓を経て「革命軍」として1軍No.19のバッジを獲得します。W杯では、越前を叱咤激励する姿も見られました。3年生引退後は、大石の後を継ぎ、副部長に就任しています。

桃城武は、その熱いハートとユーモアで、多くのファンに愛されるキャラクターです。彼の今後の活躍から目が離せません。

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