桑原剛

桑原剛（くわはら たけし）

桑原剛は1985年5月10日生まれ、福岡県福岡市出身の元サッカー選手です。ポジションはミッドフィールダーで、主に右サイドやトップ下でプレーしていました。彼は高校時代から注目を浴び、プロとしても様々なチームで活躍しました。

来歴

桑原は筑陽学園高等学校でサッカー部に所属し、エースとしてチームを牽引しました。特に第82回全国高校サッカー選手権大会では、同校が福岡県代表として初出場ながらも準優勝を成し遂げる原動力となりました。この経験が彼のサッカー人生において大きなステップアップとなりました。

2004年、桑原はコンサドーレ札幌に新加入しました。若返りを目指すチーム方針により、高卒ルーキーとしても多くの試合に出場。特に初年度は、10試合以上に出場し、将来を期待される選手となりました。しかし、翌年の2005年は出場機会が減少し、非常に厳しいシーズンとなりました。

2006年には水戸ホーリーホックに期限付き移籍。そこで彼は得意なフリーキックを活かし、主力選手として活躍しました。続く2007年には同じく期限付きでザスパ草津に移籍し、開幕当初は出場を重ねるものの、後半には出場機会が減ってしまいます。その結果、2007年限りでザスパ草津を退団し、コンサドーレ札幌も契約を更新しないことを決定しました。

2008年には、将来のJリーグ入りを目指す福島ユナイテッドFCに完全移籍し、新たな挑戦を始めます。福島での2シーズンは、彼にとって貴重な経験となりましたが、2009年12月13日に現役引退を発表することとなりました。

所属クラブ

• - 筑陽学園高等学校
• - 2004年 - 2007年：コンサドーレ札幌
• - 2006年：水戸ホーリーホック（レンタル移籍）
• - 2007年：ザスパ草津（レンタル移籍）
• - 2008年 - 2009年：福島ユナイテッドFC

エピソード

桑原の高校時代のエピソードは、2007年3月1日放送のフジテレビ系列『奇跡体験!アンビリバボー』でも紹介されました。この番組では、彼のサッカーに対する情熱や仲間たちとの絆が描かれています。

個人成績

• - Jリーグ初出場：2004年6月27日 J2 第20節 サガン鳥栖戦（札幌厚別）
• - Jリーグ初得点：2006年6月24日 J2 第24節 柏レイソル戦（柏の葉）

代表歴

• - U-18日本代表候補トレーニングキャンプメンバーとして選出されました。

桑原剛は、そのキャリアを通じて多くのファンに愛され、サッカー界に大きな影響を与えました。彼の情熱的なプレーと努力は、今後の世代にも引き継がれていくことでしょう。

もう一度検索