桜井明美

桜井明美（さくらい あけみ）は、1970年2月25日生まれの日本の女優、声優です。静岡県藤枝市で生まれ、豊橋市立豊岡中学校、愛知県立豊橋西高等学校で6年間を過ごした後、にっかつ芸術学院を卒業しました。1990年に劇団民藝に入団し、舞台を中心に、映画、テレビドラマ、アニメ、吹き替えなど、多岐にわたる分野で活躍しています。

1999年9月には、ゆかりの深い愛知県豊橋市の「豊橋ふるさと大使」に任命され、地域への貢献にも尽力しています。

舞台

桜井明美は、劇団民藝の舞台を中心に、数多くの作品に出演しています。その演技は、観客を惹きつけ、作品の世界観をより深く理解させる力を持っています。以下は、彼女が出演した主な舞台作品です。

2005年 『火山灰地』 - かねよ/村人たち役
2005年 『山猫理髪店』 - 女2役
2006年 『橋からの眺め』 - キャサリン役
2007年 『双城冬季』 - 河野秀美役（日中合同）
2007年 『白バラの祈り』 - ゾフィー・ショル役
2008年 『海霧』 - 平出ルイ役
2010年 『そしてナイチンゲールは歌う…』 - ジョイス・ストット役
2010年 『どろんどろん』 - おせん役
2013年 『夏・南方のローマンス』 - 女Ａ役
2014年 『白い夜の宴』 - 凉役
2014年 『蝋燭の灯、太陽の光』 - スター役
2015年 『根岸庵律女』 - 衣川登代役
2016年 『光の国から僕らのために』 - 金城裕子役
2016年 『篦棒』 - 篠原恵梨香役
2017年 『「仕事クラブ」の女優たち』 - 中田雪枝役
2017年 『33の変奏曲』 - クララ・ブラント役
2017年 『野の花ものがたり』 - 小嶋信子役
2017年 『蝋燭の灯、太陽の光』 - スター役（各地）
2018年 『ペーパームーン』 - 三野瀬梢役（英一・桃子の娘、デザイン事務所勤務）
2018年 『光の国から僕らのために』 - 金城裕子役（各地）
2018年 『神と人とのあいだ』 - 第二部夏・南方のローマンス_女A役
2019年 『夏・南方のローマンス』 - 女Ａ役（各地）
2019年 『泰山木の木の下で』 - 髪を垂らした女役
2019年 『野の花ものがたり』 - 小嶋信子役（各地）
2019年 『蝋燭の灯、太陽の光』 - スター役（各地）
2020年 『ある八重子物語』 - ゆきゑ（竹内京子）役
2021年 『地熱』 - お磯（蔦屋の女将）役
2024年 『オットーと呼ばれる日本人』 - 宋夫人と呼ばれるアメリカ人 役

映画

舞台だけでなく、映画の世界でもその才能を発揮しています。出演作品は以下の通りです。

2006年 『幸福』
2010年 『十三人の刺客』
2012年 『ワーキングホリデー』

テレビドラマ

数々の人気テレビドラマにも出演しており、幅広い役柄を演じています。

『渡る世間は鬼ばかり』（TBS）
『桜からの手紙』（日本テレビ）
『水戸黄門』（TBS）
『はぐれ刑事純情派』（テレビ朝日）
『ハガネの女』（テレビ朝日）

テレビアニメ

声優としても活躍しており、アニメ作品にも出演しています。

『蟲師』

吹き替え

海外作品の吹き替えも数多く担当しており、その高い演技力で多くのキャラクターに命を吹き込んでいます。

『サバ読み大作戦!』
『刑事フォイル』
『ミス・マープル4』
『名探偵モンク7』
『名探偵ポワロ　第三の女』
『6人の女 ワケアリなわたしたち』（パティ〈カミーユ・シャムー〉）

CM

CMにも出演しており、その姿を様々な場所で見ることができます。

「木下の介護　ファミリー篇」
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桜井明美は、舞台、映画、テレビドラマ、アニメ、吹き替えと、多岐にわたる分野で活躍する実力派女優です。今後も、その幅広い表現力と演技力で、多くの観客を魅了していくことでしょう。

劇団民藝による公式プロフィール

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