梅原司平

梅原司平

梅原司平（うめはら しへい、1946年 - ）は、富山県出身のシンガーソングライター。

経歴

富山県に生まれた梅原は、富山労音でフォークソングに触れ、音楽への情熱を抱きます。1971年からは歌声喫茶を経営しながら、本格的に音楽活動を開始。その才能は早くから認められ、1975年には全国シャンソンコンクールで決勝に進出を果たします。

1979年には、モーリスフォークコンテストで入賞。CBSソニーのオーディションでは関東・甲信越代表に選ばれるなど、着実に実績を重ね、1980年に念願の全国デビューを果たしました。しかし、メジャーレーベルでの活動は長くは続かず、その後はうたごえ運動を支援する音楽事務所、音楽センターに所属し、うたごえ運動に根ざした音楽活動を全国各地で展開しました。

音楽センターでは、多くのアルバムやソングブックを制作。その後独立し、自身のオフィス「プラナ・ミュージック」を設立。独自の音楽活動を追求します。

1999年には、朝日新聞の連載「この人が読みたい」で紹介され、再び注目を集めます。2003年にはNHKラジオ深夜便「こころの時代」に出演し、大きな反響を呼びました（2004年にはアンコール放送）。NHKサービスセンターからはCD『生命の讃歌よ こころに響け』を発売。2008年6月には、キングレコードより再デビューアルバム『愛あればこそ』をリリース。

主な楽曲

折り鶴 - 1983年発表。広島・長崎の原爆をテーマとした楽曲であり、平和運動・反核運動の現場で広く歌い継がれています。梅原本人は反戦歌ではないと主張しています。2009年発売のコンピレーション・アルバム『手紙・まあるいいのち〜卒業&合唱ソングコレクション〜』では、タンポポ児童合唱団によってカバーされています。
ここへおいで
人として
峠茶屋
夫婦茶碗

アルバム

君の人生に乾杯（1985年）
愛あればこそ（キングレコード）
モンゴルの風
生命の花
愛ある街で
哀しみのフリージア
風の詩-メモリーズ-
時代の中で

書籍

もっと人間!もっと愛!
あなたがいたから
売れない歌手でよかった

外部リンク

公式ウェブサイト
キングレコード'>キングレコード
* NHKサービスセンター'>NHKサービスセンター

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