梶川諒太

梶川諒太：幾多のクラブを渡り歩いたミッドフィールダーの軌跡

梶川諒太選手は、1989年4月17日、兵庫県高砂市で生まれました。幼少期からサッカーに親しみ、高砂市立荒井小学校、高砂市立荒井中学校を経て、関西学院高等部へ進学。その後は関西学院大学に進み、サッカー部で才能を開花させます。

大学時代には、関西学生サッカーリーグで活躍。新人賞を獲得したのを皮切りに、優秀選手賞を3回、アシスト王を2回獲得するなど、チームの中心選手として活躍しました。その卓越したプレーは、プロのスカウトの目に留まり、2011年には東京ヴェルディに特別指定選手として登録。J2リーグで3試合に出場し、プロの世界を経験しました。

2012年、東京ヴェルディに正式入団。同年3月17日に行われたJ2第3節カターレ富山戦で、初先発、初得点を記録するなど、早くもその実力を証明しました。しかし、その後は移籍を繰り返し、キャリアを重ねていきます。

2012年末には湘南ベルマーレへ完全移籍。2014年にはJ2リーグ優勝を経験するなど、チームの成功に貢献しました。2015年シーズンからはV・ファーレン長崎へ期限付き移籍。持ち前の明るいキャラクターでチームメイトやファンから愛され、スポンサーによる選手総選挙でも上位にランクインする人気選手となりました。

2016年には長崎へ完全移籍し、副キャプテンに就任。選手会長も務め、チームを牽引する存在として活躍しました。しかし、再び東京ヴェルディへ完全移籍で復帰。その後は徳島ヴォルティスを経て、再び東京ヴェルディへ戻ることになります。

東京ヴェルディでは、2023年シーズンに右膝前十字靭帯を損傷する大怪我を負いました。全治8ヶ月と診断されましたが、約6ヶ月後には見事復帰を果たし、その強い意志と回復力を見せつけました。

2023年12月7日、東京ヴェルディとの契約満了に伴い退団。そして同年12月29日、新たな挑戦の場として藤枝MYFCへの完全移籍が発表されました。

数々のクラブでプレーし、それぞれのチームで重要な役割を担ってきた梶川選手。持ち前の明るさと高い技術、そして不屈の精神で、これからも多くのファンを魅了し続けることでしょう。

所属クラブ

荒井フットボールクラブ
兵庫FC
関西学院高等部 (2005年 - 2007年)
関西学院大学体育会サッカー部 (2008年 - 2011年)
東京ヴェルディ (特別指定選手 2011年)
東京ヴェルディ (2012年)
湘南ベルマーレ (2013年 - 2015年)
V・ファーレン長崎 (期限付き移籍 2015年)
V・ファーレン長崎 (2016年)
東京ヴェルディ (2017年 - 2019年)
徳島ヴォルティス (2020年 - 2021年)
東京ヴェルディ (期限付き移籍 2021年)
東京ヴェルディ (2022年 - 2023年)
藤枝MYFC (2024年 - )

タイトル

クラブ

関西学院大学：関西1部リーグ優勝 (2009年)
湘南ベルマーレ：J2リーグ優勝 (2014年)
徳島ヴォルティス：J2リーグ優勝 (2020年)

個人

関西1部リーグ 新人賞 (2008年)
関西1部リーグ 優秀選手賞 (2009年、2010年、2011年)
関西1部リーグ アシスト王 (2009年、2011年)

選抜歴

関西大学選抜 (2010年)

SNS

Instagram: 梶川諒太 (@ryota_kajikawa)
X (旧Twitter): 梶川諒太 (@ryotakj)
TikTok: 梶川諒太 (@ryota_kajikawa_)
Soccerway.com
FootballDatabase.eu
WorldFootball.net
Transfermarkt.com
J.League Data Site
playmakerstats.com
* 荒井フットボールクラブ公式サイト

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