森岡亮太

森岡亮太のプロフィールとキャリア

森岡亮太（もりおか りょうた）は、1991年4月12日生まれで、京都府城陽市出身のプロサッカー選手です。現在はJリーグのヴィッセル神戸に所属し、ポジションはミッドフィールダー（MF）です。元日本代表選手であり、早稲田大学人間科学部を卒業しています。

来歴

プロ入り前

森岡は中学校時代にサッカーとフットサルの両方に取り組み、U-15の全日本ユースフットサル大会に参加しました。2009年、京都府立久御山高等学校の3年生時にヴィッセル神戸とセレッソ大阪からの入団オファーを受け、11月12日にヴィッセル神戸への加入が決定しました。

ヴィッセル神戸時代（第1次）

プロ入りの2010年は、三浦俊也監督のもとで1試合も出場できませんでしたが、和田昌裕体制になった10月23日、名古屋グランパス戦でJリーグデビューを果たしました。このシーズンは、合計8試合に出場しました。

2011年は出場機会が増え、10月には天皇杯で初ゴールを含むハットトリックを達成。続く清水エスパルス戦ではJリーグ初ゴールを記録し、ジュビロ磐田戦でも得点を挙げました。2012年には開幕戦でスタメン出場しました。

2013年からは背番号「10」を背負い、期待に応える活躍を見せました。東京ヴェルディ戦で初先発し、1ゴール1アシストを記録。この後もスタメン出場が続き、最終的には5得点6アシストを記録し、チームのJ1昇格に貢献。

シロンスク・ヴロツワフ時代

2015年にはポーランドのシロンスク・ヴロツワフへ完全移籍。初年度から中心選手として活躍し、2015-16シーズンは15試合で7得点を挙げました。2016-17シーズンには、36試合出場8得点9アシストの成績を収めました。

ワースラント＝ベフェレン時代

2017年6月にベルギーのワースラント＝ベフェレンへ移籍しました。8月に移籍後初ゴールを決め、その後も活躍を続けました。その成果が評価され、約3年ぶりに日本代表に呼ばれました。

RSCアンデルレヒト時代

2018年1月、RSCアンデルレヒトへ移籍。移籍後初ゴールを決め、シーズン通算10得点を達成しました。選出が期待されたロシアワールドカップには残念ながら選ばれませんでしたが、その評価は高まりました。

シャルルロワSC時代

2019年にはシャルルロワSCにレンタル移籍、その後完全移籍となりました。コルトレイク戦で初ゴールを挙げ、シーズン終了間際にも活躍しました。

ヴィッセル神戸時代（第2次）

2024年8月、プロキャリアをスタートさせたヴィッセル神戸に8年半ぶりに復帰しました。

プレースタイル

森岡は高い技術とインテリジェンスを持ち、ボールタッチが繊細で広い視野を持つプレーヤーです。長短の精密なパスを駆使してゲームを組み立て、壊滅的な状況でも機を見てシュートやドリブルでチャンスを作ることができるため、非常に万能な選手として評価されています。

所属クラブとユース経歴

ユース経歴
- 1998年 - 2000年：正道カンガーFC（城陽市立久世小学校）
- 2000年 - 2003年：FCソルセウ
- 2004年 - 2006年：城陽市立東城陽中学校
- 2007年 - 2009年：京都府立久御山高等学校

プロ経歴
- 2010年 - 2015年：ヴィッセル神戸
- 2016年 - 2017年：シロンスク・ヴロツワフ
- 2017年 - 2018年：ワースラント＝ベフェレン
- 2018年 - 2019年：RSCアンデルレヒト
- 2019年1月 - 2019年5月：シャルルロワSC（期限付き移籍）
- 2019年6月 - 2024年8月：シャルルロワSC
- 2024年8月 - 現在：ヴィッセル神戸

タイトルと代表歴

森岡は2014年にJリーグフェアプレー個人賞を受賞。代表としては2014年から2018年にかけて国際Aマッチに5試合出場しましたが、得点はありません。

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