森川正明

森川正明：Bリーグを駆け抜けるシューターの軌跡

森川正明選手は、1992年3月7日生まれのバスケットボール選手です。191cmの長身と86kgの恵まれた体格を活かし、スモールフォワードとして活躍しています。右利きで、正確なシュートと献身的なディフェンスが持ち味です。

輝かしい経歴

福井県でバスケットボールを始め、松本ミニバスケットボールクラブ、進明中学校、福井商業高校とステップアップ。その後、愛知学泉大学に進学し、大学バスケットボール界でも頭角を現します。2013年には、NBL 2部(NBDL)の豊田合成スコーピオンズに入団し、プロとしてのキャリアをスタートさせました。

大学時代には、インカレ(全日本大学選手権大会)でチームの勝利に大きく貢献。特に2012年のインカレ1回戦では、関東8位の早稲田大学を相手に勝利に導き、チームの2008年以来となる1回戦突破に貢献しました。

プロ入り後は、豊田合成スコーピオンズで高いシュート成功率を誇り、2014-15シーズンにはリーグ1位のフリースロー成功率(86.1%)を記録しました。2015-16シーズンにはNBDLシーズンベスト5に選出されるなど、着実に実績を積み重ねていきます。

2016年のBリーグ開幕と共にシーホース三河に移籍。日本代表選手である金丸晃輔選手と同じポジションということもあり、出場時間は限られていましたが、チームに貢献する貴重な戦力として活躍しました。

2019-20シーズンには横浜ビー・コルセアーズに移籍。このシーズンでは、高いシュート成功率を誇り、3ポイントシュート成功率は61.3%、フィールドゴール成功率は58.8%、フリースロー成功率は92.9%という驚異的な数字を残しました。

2020-21シーズンでは、スターティングメンバーに定着し、チーム最多の出場時間を記録。平均出場時間27.2分、9.5得点、2.1アシスト、0.6スティールと、攻守両面で活躍しました。このシーズンの活躍が認められ、「B.LEAGUE AWARD SHOW 2020-21『NEXT STAR賞 by 日本郵便』」で3位を受賞しました。

2021-22シーズンも主力として活躍し、57試合中57試合に先発出場を果たしました。

2023年6月には横浜ビー・コルセアーズを退団し、長崎ヴェルカへ移籍。新たなステージでさらなる活躍が期待されています。

プレーヤーとしての魅力

森川選手のプレーは、強気なドライブと泥臭いハッスルプレーが持ち味です。正確な3ポイントシュートも武器の一つであり、チームにとって貴重な得点源となっています。近年は、判断力の向上にも取り組んでおり、より洗練されたプレーを目指しています。

人物像

森川選手は、父親が日本人、母親がフィリピン人のハーフです。愛知学泉大学の山本明先生を指導者として尊敬しています。

試合前のルーティンとしてバナナとゼリーを食べるそうです。背番号は6を好んでいますが、シーホース三河在籍時は6番が空いていなかったため、9を着用していました。

好きな選手はルカ・ドンチッチ、尊敬する選手は金丸晃輔選手です。NIKEのバッシュを愛用し、「現状維持は衰退の始まり」を座右の銘に掲げています。

プライベートでは、双子である弟・森川貴明選手もバスケットボール選手として活躍しています。

森川選手の活躍は、コート上だけでなく、コート外でも多くのファンを魅了しています。今後の活躍にも期待しましょう。

その他

2021年11月には、スポルディングのブランドアンバサダーに選出されました。
2021年11月にはFIBAバスケットボールワールドカップ2023 アジア地区予選の日本代表候補に初選出されました。
好きな芸能人はずん飯尾さんと宇賀なつみさん、好きな音楽アーティストはベリーグッドマンです。
好きな映画は「エニイ・ギブン・サンデー」、好きな本はTim Groverの「Relentless」です。
* 得意料理はポトフ、飼いたいペットはシベリアンハスキーです。

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