森脇・山田のパニックしようぜ!東京ハラギャーテーズ

森脇・山田のパニックしようぜ!東京ハラギャーテーズ

『森脇・山田のパニックしようぜ!東京ハラギャーテーズ』は、1990年10月13日から1991年3月30日まで、毎週土曜日の23:00から25:00の時間帯で放送されたラジオ番組です。この番組は、人気司会者の森脇健児と山田雅人がパーソナリティを務め、東京でのレギュラー番組としては初めての挑戦となりました。公式にはこの前にラジオ大阪から中継での出演はありましたが、実質的なディレクションは二人が東京に根付く上での重要なステップとなりました。

番組は、リスナーからの電話を受け付けるコーナー「パニックテレホン」をはじめ、バラエティ要素を前面に押し出した内容が特徴でした。実際、前番組の『青春コール東京ハラギャーテーズ』においても電話コーナーは存在していましたが、本番組では森脇と山田のキャラクターを強調した形式となっており、リスナーとの距離感を縮めることを目指していました。また、コーナーの中には「シャワータイム」や「連想でポン」という、リスナーとゲストを巻き込んだ工夫が随所に見られました。特に「シャワータイム」では、森脇とゲストがシャワーを浴びるという設定で話を進め、時には大胆なトークが飛び出して賑やかな雰囲気を醸し出しました。

「連想でポン」や「松竹ギャグ百連発」など、多彩なコーナーが用意され、特にゲスト出演の多さがこの番組の一つの魅力にもなりました。たくさんのゲストが登場することで、番組全体の楽しさが大幅にアップしました。また24:30頃からの「ロッテ ハートでBANBAN」は、前番組から引き続き放送されており、リスナーにとって親しみやすい時間帯となっていました。

残念ながら、番組は約6か月でその幕を閉じることとなりますが、後番組として続いた『東京サウンドバズーカ音姫絵巻』は、音楽バラエティにシフトするかたちになりました。このように、長らく続いたバラエティ路線が転換を迎えたことを象徴する出来事とも言えるでしょう。

主なコーナーの紹介

以下に、番組内で展開されていた主なコーナーを紹介します。

• - パニックテレホン: リスナーからの電話に応答するコーナー。
• - シャワータイム: 森脇とゲストが一緒にシャワーを浴びるという設定でエッチなトークが展開される。
• - 私だけの青春ストーリー: リスナーが自身の青春を語るコーナー。
• - 連想でポン: 様々なキーワードが連想されていくゲーム。
• - 松竹ギャグ百連発: 様々なギャグが披露され、笑いを誘うコーナー。
• - 健児のギャンブルパーティー: ギャンブルをテーマにするコーナーで、週ごとに新たなテーマが設定された。
• - 青春ギャンブラー: 山田が競馬中継風にリスナーの予想を取り入れて進行するコーナー。

これらのコーナーは、当時のリスナーに多くの笑いと楽しさを提供し、森脇と山田による掛け合いは、今も多くのファンの記憶に残ることでしょう。

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