植木雄一郎

植木雄一郎：ラジオから番組制作会社へ、アニラジ界を盛り上げた立役者

植木雄一郎（うえき ゆういちろう）は、1975年8月8日生まれ。ラジオ関西の元ラジオプロデューサーであり、現在は番組制作会社・株式会社シーサイド・コミュニケーションズの代表取締役として活躍しています。立命館大学産業社会学部メディア社会専攻を卒業後、ラジオ業界へ足を踏み入れました。

ラジオ関西時代：アニラジ枠の再編と人気獲得

大学卒業後、植木はラジオ関西に入社。当初は希望していた音楽番組制作ではなく、営業部に配属され、主に支社の営業を担当していました。2005年頃に東京支社へ異動し、営業とプロデューサーを兼任する形で、ラジオ関西のアニラジ枠を担当することになります。

そこで植木は、『週刊!アニたま金曜日』を皮切りに、『集まれ昌鹿野編集部』『ロンハールーム』『おどろき戦隊モモノキファイブ』などの人気・長寿番組を次々と制作。当時、自社制作番組が少なかったラジオ関西のアニラジ枠を再編成し、自社制作番組を増やし、ネット配信を実施するなど、アニたまどっとコムを人気枠へと育て上げました。

また、DJCDやグッズ、番組イベントの企画や通販運営（アニたまSHOP）なども担当し、多岐にわたる才能を発揮しました。

2010年2月に神戸本社へ異動となりますが、同年7月末にラジオ関西を退社。新たな道へと進みます。

シーサイド・コミュニケーションズ設立後：インターネットラジオ界での活躍

ラジオ関西退社後の2010年8月、植木は株式会社シーサイド・コミュニケーションズを設立。わずか2ヶ月後には、文化放送 超!A&G+にて『ごぶごぶちゃん☆』『広橋涼×長嶋はるか×悠りょう』『転ばぬ咲のtwo way』などの番組をスタートさせました。

以降、超A&G!+やラジオ会館サイトなど、インターネットラジオを中心に数々の人気番組を制作し、その手腕を発揮しています。

アニラジ界の名物プロデューサー：番組にも登場する親しみやすさ

植木は、アニたまどっとコム枠の名物プロデューサーとして、番組に登場したりネタにされることも多く、その親しみやすいキャラクターで人気を集めました。

特技はラミネート加工で、『おどろき戦隊モモノキファイブ』ではその能力を遺憾なく発揮しています。アニラジ枠のプロデューサーでありながら、元々アニメ・声優業界には詳しくなかったものの、青二プロダクションの『集まれ昌鹿野編集部』担当マネージャーに業界のしきたりなどを教わったそうです。

ラジオ関西本社への転勤や退社後も、シーサイド・コミュニケーションズ制作番組に度々登場。『ごぶごぶちゃん☆』や『中村繪里子の「ら♥ら★ら♪なかむランド〜Love♥Laugh★Life♪〜」』では”プランター”という愛称で、サブレギュラーや番組アシスタント的なポジションを担当していました。さらに動画配信番組『高橋花林と大和田仁美のとりあえずノリでやっていこう!』では”面白おじさん”として、仮面を被りコーナー出演するなど、その活躍は多岐にわたります。

2013年7月から2014年2月までエフエムさがみにて放送されていた『ウエキミクス』では、自身がメインパーソナリティを務めました。

植木雄一郎は、ラジオ業界で培った経験と、アニラジへの深い愛情、そして持ち前のユーモアで、これからも多くの人々を楽しませてくれることでしょう。

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