楠神順平

プロサッカー選手 楠神 順平のプロフィール

楠神順平（くすかみ じゅんぺい）は、1987年8月27日に滋賀県愛知郡で生まれたプロサッカー選手です。ポジションはミッドフィールダーで、現在は関東サッカーリーグ1部の南葛SCに所属しています。

選手としての経歴

楠神選手は、5歳の時にJリーグの開幕を契機にサッカーを始めました。特にカズ（三浦知良選手）に憧れを抱き、地元の愛知川ジュニアフットボールクラブからサッカーキャリアがスタートしました。その後、セゾンフットボールクラブを経て、滋賀県立野洲高等学校に進学します。

高校3年時には第84回全国高等学校サッカー選手権大会で滋賀県勢として初の全国優勝を果たし、同校の主力メンバーとして名を馳せました。特に、青木孝太、平原研、そして乾貴士、田中雄大とともにセクシーフットボールを体現し、注目を集めました。

卒業後はプロからのオファーが無く、同志社大学に進学。大学在籍中の2009年には川崎フロンターレの特別指定選手として登録され、Jリーグデビューを果たします。この試合での活躍が彼の新たなキャリアのスタートとなりました。

2010年シーズンからは川崎フロンターレに正式に加入。5月5日のガンバ大阪戦では、プロ初ゴールを含むハットトリックを達成し、印象的なデビューを飾りました。これは彼のキャリアにおける重要な瞬間のひとつとなりました。

プロ移籍と成績

2013年にはセレッソ大阪に完全移籍し、その後も活躍を続けました。2014年4月にはJ1リーグ通算100試合出場を達成し、経験豊富なミッドフィールダーとしての地位を確立しました。

しかし、2016年にサガン鳥栖に移籍した際は、リーグ戦での出場が厳しい状況にあり、わずか1試合の出場に留まります。彼は同年7月、オーストラリアAリーグのウェスタン・シドニー・ワンダラーズFCへと移籍し、海外での挑戦を続けました。

その後、清水エスパルスを経て、2018年にはモンテディオ山形への期限付き移籍が決定。最終的には2020年3月に南葛SCへの加入が発表され、現在に至ります。

所属クラブ

これまでのクラブ歴は以下の通りです：

• - ユース経歴

- 2000年 - 2002年: セゾンFC
- 2003年 - 2005年: 滋賀県立野洲高等学校
- 2006年 - 2009年: 同志社大学
- 2009年: 川崎フロンターレ（特別指定選手）

• - プロ経歴

- 2010年 - 2012年: 川崎フロンターレ
- 2013年 - 2015年: セレッソ大阪
- 2016年: サガン鳥栖
- 2016年7月 - 2017年: ウェスタン・シドニー・ワンダラーズFC
- 2018年 - 2019年: 清水エスパルス
- 2018年8月 - 12月: モンテディオ山形（期限付き移籍）
- 2020年 - 現在: 南葛SC

個人成績

• - Jリーグ初出場: 2009年8月23日（モンテディオ山形戦）
• - Jリーグ初得点: 2010年5月5日（ガンバ大阪戦）

まとめ

楠神順平選手は、数多くのクラブを経て成長を続けるミッドフィールダーです。そのキャリアには多くの挑戦があり、その都度新たなスキルや経験を積んできました。今後のさらなる活躍が期待されます。

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