極楽寺 (安芸市)

極楽寺（ごくらくじ）

極楽寺は、高知県安芸市赤野に位置する真言宗醍醐派の寺院です。本尊として波切不動明王を祀り、四国三十六不動霊場の第15番札所として知られています。太平洋を見下ろす千丈岩という岩場に建立されており、その壮大なロケーションが特徴です。

極楽寺は、空海（弘法大師）が修行を行った場所と伝えられています。大正12年（1923年）に、この地に先住の僧侶が民衆の様々な願いを祈るため、一願不動尊を刻んで安置したことが創建のきっかけとなりました。以来、地域の人々の心の拠り所として、厚い信仰を集めています。

極楽寺の御詠歌は以下の通りです。

ありがたや　一願かけて　波ごとく　心願かなう　不動明王

この御詠歌は、不動明王への感謝と、一心に願えば願いが叶うという信仰を表しています。

四国三十六不動霊場第15番札所

公共交通機関を利用する場合は、土佐くろしお鉄道の穴内駅から徒歩でアクセスできます。豊かな自然に囲まれた道を歩きながら、寺へと向かうことができます。

極楽寺は、美しい自然に囲まれた歴史ある寺院であり、四国三十六不動霊場の一つとして多くの参拝者が訪れます。波切不動明王への信仰とともに、太平洋の雄大な景色を望むことができるこの場所で、心の安らぎを求めてみてはいかがでしょうか。

もう一度検索

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。