榊原紀子

榊原紀子：バスケットボール界のスター、その軌跡

榊原紀子（さかきばら のりこ）さんは、1978年8月4日生まれ、兵庫県出身の元バスケットボール選手です。愛称は「キコ」または「キング」として親しまれました。ポジションはフォワードで、175cmの身長を生かしたプレーが魅力でした。元プロ野球選手の榊原良行さんを父に持ち、スポーツ一家に育ちました。

バスケとの出会いと才能の開花

小学校5年生の時にバレーボールからバスケットボールに転向。早くからその才能を発揮し、甲子園学院高校時代には、全国高等学校バスケットボール選抜優勝大会（ウィンターカップ）で準優勝を経験しました。

愛知学泉大学に進学後も、その勢いは止まることなく、全日本大学バスケットボール選手権大会（インカレ）で4連覇という偉業を達成。大学バスケ界を席巻しました。

トヨタ自動車での活躍と日本代表での貢献

大学卒業後、トヨタ自動車に入社し、トヨタ自動車アンテロープ（現・トヨタ自動車アンテロープス）に所属。ポイントゲッターとしてチームに定着し、Wリーグ（バスケットボール女子日本リーグ）でも中心選手として活躍しました。

2006年のドーハアジア競技大会では、日本代表の一員として銅メダルを獲得。2007年のFIBAアジア選手権では、日本代表の主将を務め、チームを牽引しました。2008年度のWリーグでは、レギュラーシーズン最優秀選手（MVP）に輝き、その実力を改めて証明しました。

引退とその後

2009年3月、惜しまれつつも現役を引退。長年にわたり日本の女子バスケットボール界を盛り上げてきた功績は大きく、多くのファンに感動を与えました。

引退後も、バスケットボール界への貢献を続けており、SNSなどを通じて情報発信を行っています。

関連情報

日本のバスケットボール選手一覧
榊原紀子 (@kingkiko8) - X（旧Twitter）

「花の78年組」の一人として、常にトップレベルで活躍し続けた榊原紀子さん。その輝かしいキャリアは、多くのバスケットボールファンにとって記憶に残るものとなっています。

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