横山三四郎

横山三四郎

横山三四郎（よこやま さんしろう、1942年 - ）は、日本の国際政治学者、ジャーナリスト、エッセイストとして知られています。

経歴

山形県で生まれた横山氏は、1965年に上智大学外国語学部フランス語科を卒業後、サンケイ新聞社に入社しました。記者として長野、千葉支局、社会部で警視庁や都庁を担当。社会部時代には、海洋汚染調査のため気象庁観測船に乗り、ラバウルまで太平洋を縦断する経験もしています。

1975年に外信部に異動し、1976年には東南アジア移動特派員としてベトナム戦争後のASEAN5ヶ国を取材。1978年には南アジア移動特派員としてインド亜大陸、アフガニスタン、ビルマを訪問し、同年にはテヘラン特派員として革命前夜のテヘランを取材しました。

1980年6月からは中東カイロ特派員として3年間、イラン・イラク戦争やイスラエルのレバノン侵攻作戦などを報道。その後、ジョージ・ワシントン大学中ソ研究所客員研究員(フルブライト留学生)を経て、外信部次長、特集部次長として「特報'87」などを担当しました。

国際関係論'>[1991年]]4月からは戸板女子短期大学教授]に就任し、[[1992年4月から1994年3月まで上智大学文学部講師、1994年4月から東京女子大学講師、1998年4月から2000年3月まで東京農工大学講師を歴任。2000年1月にはインターネット文明研究所を設立し、「ネット図書館」を主宰。2004年からは電子出版社eブックランドを立ち上げ、代表取締役社長を務めました。日本国際政治学会会員でもあります。

著書

横山氏は、国際政治、経済、歴史、文化など幅広いテーマで著書を多数発表しています。

パキスタンとバングラデシュ クーデターと軍政の姉妹国 (1978)
ニュースハンター 現代史の舞台をゆく (1987)
ペルシャ湾 (1989)
超国家EC ヨーロッパ合衆国への道 (1992)
二十のEC物語 (1992)
ロスチャイルド家 ユダヤ国際財閥の興亡 (1995)
サン＝テグジュペリ 「星の王子さま」の作者 (1998)
ユーロパワー日本を襲う (1998)
ネット敗戦 IT革命と日本凋落の真実 (2000)
ユーロの野望 (2002)
ブック革命 電子書籍が紙の本を超える日 (2003)
ノーベル平和賞の超国家EUの知恵 (2013)
都道州制 もっとドラマチックに政治をしようぜ (2016)

翻訳

私は間違っていたのか 歴史への証言 モハマド・レザ・パーレビ (1980)

まとめ

横山三四郎は、ジャーナリスト、研究者、教育者、経営者として、激動の時代を多角的に見つめ、その知見を社会に還元し続けている人物です。国際政治、経済、社会問題に関心のある人々にとって、彼の著作や活動は貴重な情報源となるでしょう。

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